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ボディガード・チルドレン  作者: 兎ワンコ
番外・その2
107/146

主な登場人物

 主な登場人物


 波喜名(はきな) (じん)/17歳


 主人公。慶太と共に瑠璃のボディガードを行う。お調子者で女好き。両親は既に他界しており、育ての親はCIAに勤めている。

 出で立ちとして少し目じりが上がった大きな目に前髪を伸ばしており、普段はヘアバンドで前髪を上げている。

 愛用している銃はM327 R8リボルバーという八連装式回転拳銃。

 任務において、不真面目に見える部分は多いが、洞察力は高い。また極力は致命傷にならない射撃を心掛けている。

 趣味はボルタリングとバイクいじり。



 横山慶太(よこやま けいた)/15歳


 もう一人の主人公。秦と同じく瑠璃のボディガードを行う。冷静だが、どこか理屈っぽい面と頑固な面を持っている。

 元はアメリカ軍第75レンジャー隊員マシュー・ジェンソンという名前と身体を持っていたが、トリチェスタン戦争にてひん死の重症を負い、アメリカ政府が行った秘密実験により、現在の身体となっている事が明らかになった。

 出で立ちとして、切りそろえた黒髪と、鋭い目付きが特徴。

 愛用する銃はコルト・ガバメントM1911のカスタムを使用。

 趣味は音楽鑑賞で、アメリカロックを好んで聞いている。



 谷田凪(やだなぎ) 瑠璃(るり)/17歳


 ヒロイン。父の命によってボディガードを付けられた高校二年生の少女。

 髪は肩まである黒髪ストレートが特徴的である。

 元の性は小泉であるが、11歳より前の記憶がなく、さらに父の英造からは何も告げられない為、自身の過去を知らないままでいる。現在はさくらえんの孤児施設の家長を務めている。

 面倒見がよく、優しい性格であるが気が強い面も持ち合わせている。

 趣味はテニスであり、好きな動物は犬。



 矢木(やぎ) 裕子(ゆうこ)/28歳


 瑠璃の執事兼付き人兼世話役。ヤダナギコーポレーションの社員であり、英造の直属の部下。

 髪は鎖骨まであり毛先にパーマをかけ、暗い印象の持ち主。機械的な感情のない喋り方をする。

 仕事を常にきちんとこなす一方で、他人に深く関わることはしないミステリアスな性格。

 以前はさくらえんの孤児施設で保母のような役割をしており、その時にはもっと感情の起伏があった様子。



 谷田凪(やだなぎ) 英造(えいぞう)/


 険しい顔付きに身なりを綺麗に整えた男。国際的大企業ヤダナギコーポレーションの社長。

 妻と娘もいるが、隠し子として瑠璃がいる。また瑠璃のボディガードに秦と慶太を選んだ張本人である。

 瑠璃を養子に迎え入れた理由は不明であり、その素性も詳しくはあまり明かされていない。

 各界にコネがあり、その権力は計り知れないものである。



 バーンズ・カドラン/47歳


 かつてはアメリカ陸軍に従軍しており、その後引退してBGCスクールの教官を務める。

 生徒には厳しく接しているが、時には優しい一面を持つ面倒見の良い男である。

 過去に離婚をしており、息子がいるらしい。

 秦の良き理解者でもある。自販機のブラックコーヒーを愛飲している。



 ―――――――――


 第二章より登場。



 丘野(おかの) 美咲(みさき)/14歳


 さくらえんの孤児施設に住む少女。瑠璃の義理の妹

 ショートボブの勝気な女の子。青海学園中等部二年生。

 負けず嫌いであり、年上の秦や慶太でも張り合う。

 趣味は流行りを追いかける事であり、決まった趣味は現在のところでは持っていない。料理が得意であるが、めんどくさがりであまりやりたがらない。

 部活はしていない。



 萩原(はぎわら) 健太(けんた)/13歳


 青海学園中等部一年生

 スポーツ刈りにどこかおどおどとした目をした青海学園中等部の一年生。

 引っ込み思案に近いおとなしい性格で、姉の美咲の言う事はなんでも聞く。

 趣味はサッカーであり、部活でもサッカーをしている。

 部屋のベッドの下には友人から譲って貰った成人コミックが隠されている。



 相沢 あき(あいざわ あき)/26歳


 短く切りそろえたショートヘアに、やる気に満ちた強い吊り上がった目をした女性。

 新潟新中央署捜査一課の警部補であり、理詰めで負けず嫌いな性格の為、いつも上司に衝突することが多い。



 国原(くにはら) 正則(まさのり)/47歳


 彫りが深く、少しほうれい線が出てきた男性。

 新潟新中央署捜査一課の警部であり、どこかラフな性格に見せているが、洞察力が鋭く、頭の回転が早い。

 県警本部などに知り合いが多く、きな臭い事件を嗅ぎまわる事が多い。

 数少ないあきの理解者でもある。



 ―――――――――


 第三章より登場。



 篠崎(しのさき) 紗香(さやか)/18歳


 長く伸ばした綺麗な髪におしとやかな目と雰囲気を出す少女。

 古くから代々神社を持つ篠崎家の長女。また青海学園高等部では生徒会長を務めている。

 成績優秀で容姿端麗であるが故に、高等部だけでなく、中等部からの指示は高い。

 おしとやかな性格であるが、妹の風音に注意を促せるほど芯はしっかりした女性である。

 慶太は彼女にどこか裏があると推測している。



 篠崎(しのさき) 風音(かざね)/15歳


 キリッとした目つきに、凛とした目つきの少女。

 篠埼家の次女であり、小さい頃から武道を教わっており、負けず嫌いで頑固な性格である。大の男嫌い。姉と同様に、スタイルは良い。

 中等部の柔道部の部長を務めている。



 篠埼(しのさき) 雛乃(ひなの)/14歳


 肩まで伸ばした後ろ髪、目元まで伸びた前髪が特徴的な篠埼家の三女。青海学園中等部の二年生。

 人見知りが激しく、特に男子に対しては恐怖心を抱いている。

 一方で優しく接してくれる瑠璃を憧憬し、髪型や服を瑠璃に真似している。また瑠璃もそんな雛乃の為に着なくなった服をあげている。

 慶太に好意を抱いている様子。



 比留川(ひとがわ) 栄太(ぶんた)/17歳


 黒縁の眼鏡にいたずらっ気な目の青年。

 秦と瑠璃のクラスメイトでお気楽な考えで生活している。所謂『今が楽しければ良い』というタイプ。

 ゲームが好きで、特にファンタジー系RPGを好む。



 浅井(あさい) 浩輔(こうすけ)/17歳


 長く伸ばした前髪に小奇麗に整った顔立ちの青年。

 秦と瑠璃のクラスメイトで、自称遊び人に気質。いつも制服の第二ボタンまで外している。

 趣味は遊ぶこと全般であり、特に女の子と遊ぶのが好き。



 三輪(みわ) 礼二(れいじ)/17歳


 アメフト部のキャプテンを務める身長183センチの大柄な青年。

 秦と瑠璃のクラスメイトであり、スポーツ刈りにアメフトで鍛えたごつい身体に細い目は威圧感を覚えるが、内面は優しい性格。

 クラスの兄貴分的な役割で、皆の頼りにされている。



 霧島(きりしま) 美緒(みお)/17歳


 明るい髪に毛先にパーマを掛け、パッチリメイクをした少女。

 瑠璃と秦のクラスメイトで、瑠璃とは中等部からずっと同じクラスで、明るい性格に少し強気な性格のギャル。

 妹が一人いる。



 関野(せきの) (じゅん)/17歳


 目じりがキリッと上がっており、頬が少し丸顔の少女。

 瑠璃と秦のクラスメイトで、目つきが悪いと思われるのがコンプレックスである為、少し引っ込み思案な面がある。



 岡崎(おかざき) 遠矢(とおや)/15歳


 サル顔で、目が細い少年。

 慶太のクラスメイトで、席が隣同士の為に初めて会話した友人。

 気さくな性格。



 西野 美雪/26歳


 細く穏やかな目をした女性。

 さくらえんの保母をしており、6年前から隣の孤児院である寮の食事担当をしている。

 大人しい性格で面倒見がよく、瑠璃や美咲の世話もしていた。

 マックというゴールデンレトリーバーを飼っており、さくらえんの寮に食事を作る際には連れてくる。



 ―――――――


 番外編より


 米長(よねなが) (しゅん)/17歳


 七三分けにキリッとした目つきの青年。

 青海学園高等部二年生の生徒会役員を務めている。

 生真面目な性格で、風紀に厳しい。

 篠埼紗香に好意を寄せ、崇拝している。



 ―――――――――


 第四章より登場



 エル・ミカエラ/27歳


 Y.C.T.F(Yadanagi Company Tactical Force)・ 谷田凪カンパニー戦術部隊のチームAの隊長。

 本名は小泉・ミカエラ・枝琉(エル)

 ボーイッシュに切ったスポーツヘアに瑠璃に似た大きな瞳が特徴。

 現実主義な性格で、仕事に忠実であるが故に絶対的な自信をもって行動するので、他人と反りが合わない事が多い。

 過去にアメリカ軍第75レンジャー連隊に在籍していた。



 ジェイク・ダニンガン/63歳


 皺が多いが、鋭い目つきをした男。アメリカ陸軍参謀本部所属。階級は大将。

 対テロ作戦の指揮を執っている。

 慶太の過去を知っている。


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