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「骨身」
骨身
それはデカダンなきもちになるわ
いわせれば唯標準装備だという
保護膜はもう垂れ下がり惨憺
ねこやいぬの眸は美しくて
にんげんの様にならない
わたくしは厭世してい
ささやかに武装する
女は悲しくさせる
言葉に肌は無い
傷を洗うま水
それは何処
たましい
けはい
骨身
血
肉体
むくろ
しかばね
あるいてる
みちのうえを
うまれてずうと
細心の神経は硝子
ぶるぶるとふるえる
硝子の神経は白銀世界
鸚鵡貝のゆゆしさで糠釘
叩いているとびらはも抜け
快楽物質はくうきにただよう
直線的なこころはもちろん躓く
だけれどことばじゃなく水が要る




