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「豹柄」
豹柄
僕は僕をわたくしと書いて影のころも
僕という人称はネイキッドで剃刀を
おもわせるからかもしれないし影
を測り明暗をあやす尺度が無い
そのためだろうか揺籠は逆さ
幽霊はきらきら垂線が破裂
ああ意識は混濁していて
ノイズじみた言語を唯
銀盆につきさして猶
これが三日月の貌
ねむるような翳
すきとおる膚
そんなふう
語を貼る
ネット
中毒
途
縋ら
ダイヴ
する宇宙
それは透明
豹柄の豆腐だ
剃刀をおさめて
ゴルゴタのおかを
ストレートにあるく
ストレィトと書かない
僕は十二月二十二日本日
死出のきもちでストレート
その様にネイキッドに描線し
それから納豆と卵のご飯をたべ
体脂肪率を気にしながら紫の感情
それから屍蝋と金のとかげや渡河の
空白な晦冥にストレートに身を沈めた




