表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/246

「死病」



死病



ゆびの皮がむけ蝿の様な血の球が騒めく


僕は何人か縊首したひとを見たんだよ


ひとりは自身のあにであるから痛切


ほんとうは詩のなかで書く事では


ないのだろうカミングアウトを


唯したいわけではなくて空白


朧にかすんでしまった感覚


夢ながらかんじてた慟哭


かじかむまえに晒した


僕はそれから病院で


暮らしたこれも猶


不退転のきもち


で書いておく


死病の僕は


詩のなか


流血し


その



その


流血は


あながち


唯のちのり


ではないと唯


知らせたいのか


唯それにしても唯


朧であるそれが灼熱


夢はかすれゆくも哀切


貌はなみだながらに降雪


韻律のさばくにきもちさえ


かくして僕はまいごになった


すっきりとした朧のさきのさき


はっきりとした朧めくもやのあと


ほんとうに細胞がぜんぶ蝿にかわり


赤い花と化身してあるいは朧な夢にて


ゆびの皮をはがそう血の球と月が騒めく















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ