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「紫蘇」「蓋」「弼」「ポテト」
紫蘇
紫蘇が白磁のさらのうえ
やわらかな影をこさえ
感覚と衝突する食卓
醤油はむらさき色
納豆がきらきら
絹いとをはく
それでいい
美しいよ
大丈夫
白桃
了
。
蓋
蓋や瓶をあつめている
流しのしたに貯まる
それが窓からの光
吸い込みさあと
かがやく陰陽
根源は此処
肉体は宿
細心を
唯々
了
。
弼
米がほとけの様にわらう
まっしろに咲く花の様
意味に意味はない唯
わたくしを活かす
肉体は弼である
わたくしは唯
餐し餐し唯
まっしろ
意識等
無量
了
。
ポテト
ポテト
細胞
了
。




