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「クゥル」
クゥル
クゥルなサイファイに無礙のちから
ふぁんたじあ稲妻それから熾天使
スクゥルゾォンに毒々とひかり
きもちの上で哀しみの真下で
幾何学的感覚をつるぎへと
脳髄も化身し輝く金の豹
児戯的なくらしぶりに
あかい脣はやさしく
わたくしの骨すら
しろい指は拾う
だけれど惟神
だけれど朧
だけれど
十二月
十九
日
また
歳を経
砂時計は
曇りを増す
果敢ないけど
サイファイをみ
懊悩の破片を破風
それから切妻のさき
太陽のむこうがわへと
け飛ばしてしまおうかね
だけれど脳髄は輝く豹の眼
だけれど骨身は翡翠の肉団子
だけれど銀河は透き通る硝子瓶
だけれどクゥルな英雄譚は二次元
宇宙愛にまぶれた砂時計ふきさらす
了。




