前へ目次 次へ 122/246 ダウンジャケットのなかの羽 「ダウンジャケットのなかの羽」 水や、水が、皮膚の上をながれていくね、 僕らはそれを止められないね、 裸でシャワーを浴びて。 僕はすはだにダウンジャケットを着て、 そのなかに しんだ羽 がたくさん、 つまっているのを感じた。 サイフのなかのお金をだしてみて、 それをフローリング床に並べて、 羽にみえたかんかく。 時間や、時間が、羽の様なかんじでさ、 舞っていくのを、落ちていくのを、 あたまのなかの脳がみている。 其れだけのはなし。