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まみずのソング
ただ眠るあいだにも、いのちが
すりぬけていくよ。僕はみずが
好きだから、コップに入れて、
みずを飲むの。のみこんだら、
みずはどこへいくのか、輝き、
まとい、ながら、どこへいく。
LOVE
まみずがコップのなかで
僕のほうをみているよ
それだけはたしかで
うたがいない事実
ときどきは風が
ふいてキズを
ひかりの様
肌に集め
ゆびで
擦る
今
キズ
を晒し
まみずの
コップへと
かさねてみる
きいろ赤みどり
むらさき灰ブルー
かんかくはきらめき
まみずも僕も共振して
まみずがコップにひかる
僕はながい死体の様に、みず、
浴びてね、腐乱して、いくの。
ほらね、ひかりがキスをなげ、
死体をみじかくしてく、綺麗。
みずはどこへいくのか、輝き、
まとい、ながら、どこへいく。
LOVE




