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「供花」
供花
きょうは寒い日だ花まで青い迚も
うみを観にいったね君とは昔に
花を視ていると其れが浮かぶ
きょうは青い日だ膚も青い
つつがなく土をあるいて
つつがなく息をすえば
つつがなく息をはく
きもちは青が佳い
青く染まる感情
苦しくはない
めずらしく
やらかい
こころ
弾む
愛
尖る
かわを
くだろう
うみの時の
あの寒い日の
青い感情や時間
そうだね花のいろ
わたくしはまぶれて
供花というやつみたい
此れはわたくしのおはか
其のように感覚しているよ
だけれど哀しくない不思議と
むしろ愛に飾られる骸となるよ
きょうは寒い日だ花まで青い迚も




