いざ地球へ……
「地球奪還作戦さ」
「……は」
「その反応は本当にしらないみたいだね、この世界の人なら、少なくとも宇宙に出る人間は全員常識で知っていることだよ」
「マジですかぁ……」
「マジだよ」
ドヤ顔で答えてくれたが腹が立った。
「というか自分達が加わったところで勝てるものなんですか?」
「勝てる、と言い切れるといいんだけど高確率で勝てるよ」
「高確率とは……」
「単純に星の広さが壁でね時間がかかる可能性があると思われるよ」
「なんで自分達でそれが可能と?」
「この世界には実弾兵器がないんだ、というより失われたって感じかな」
「技術が進んでいるのなら作れるのでは?」
「火薬がね、作れないんだ」
「いや、それを使わなくてもいいのではロケットとかあるみたいですけど……」
「あれは別の技術でね重力に対して作用しているからね、噴射しているように見えるのは重力に作用しているからそう見えるだけさ」
「他の星に移動できるのならそこで代用できるものを採掘すればいいのでは?」
「勝手に爆発する石とかなんて誰も取りに行こうとは思わないよ、今のところ見つかっていないよ」
「結構絶望的では?」
「そうなんだけど、そんな時に偶然君たちが現れた」
必然だけどな。
「そんなわけで君たちには最前線で戦ってもらいたい、防御面は任せてくれ傷1つ付けないようにするよ」
これは行かないという選択肢はないだろう、もっとも目の前にいるのが目的の転生者なので行くしかないだろう。
「お願いします」
これはもう行くしかないだろう。
それから宇宙船に乗せられ、1週間ほど船内で過ごし太陽系の月まで到着した。
「なぜ月?」
「実は月も侵略されているんだ」
「宇宙用の装備ってあったっけ?」
サヨの振り向きながら聞いてみるが小さく首を振っている。
「そこは安心してくれその辺はこっちの得意分野でね」
転生者から直径10センチほどの黒い物体を渡された。
「これは?」
「今起動しているけど、それを持っていれば宇宙でも呼吸ができるんだ」
「なんかアバウトですね」
なんだか未来のロボットを思い出した。
「こういう技術は高いからね」
試しにサヨにそれをもった状態で宇宙にでてもらう、一応短時間なら宇宙でも我慢できるらしい。
「問題ないっぽい」
大きく手を振って安全をアピールする、これなら自分も宇宙に出て大丈夫だろう。
「それでは初陣と行きますか」
この世界の装備を邪魔しないように装備して宇宙空間を行く、電力で推力が得られるらしくゆっくりと月の地面に着陸する、なんかついに月にまで来てしまった。
「感動している所悪いけど敵がきたよ」
借りたレーダーの表示を確認すると正面から真っ直ぐに向かってくる反応がふくすうあった」
「やってしまえ」
適当に指示をだすとサヨが銃を両手に出現させ正確に連射していき、地平線で爆発の光が見えてそして収まる。
「さすがですね」
銃弾1発で倒せるようで3日で完全に攻略してしまった。
「思った以上の攻略で驚いているよ、24時間の休憩のあと地球に向かうよ」
「わかりました」




