そこではサヨが活躍していた
サヨ意外の人たちが完全に眠った後……。
ご主人様の寝顔を見ていればいくらでも時間を過ごせるが周囲の人やそれ以外の反応がそれを許してくれない。
「はぁ……」
なるべく長く近くにいて顔を見るために周囲の攻撃してきたモノを破壊する。
たとえ人だろうが魔物や野生動物、実態を持たないものだろうと関係ない。
攻撃が通るなら排除ができるなら全力をつくすだけだ……。
「……って妄想してみたり」
実際は何もやってこないのである意味退屈していた。
顔を見る以外にも周囲の警戒もする必要があり、半分退屈な時間を過ごしていた。
この世界が魔術が進んだ世界なので電気で動くタイプのセンサーがあれば感知されることがなく一方的に位置が把握できる、もっとも今反応しているのは木や岩といった地形のみだが……。
どれくら時間が経っただろうか、50メートル先からこちらに向かってくる反応があった。
その反応は自分が倒した者達がいた場所で止まり何かをしているようだ、それから少し移動したがこちらに気が付くことなく来た方向に帰っていった。
何をしていたか気にはなるものの、ここから離れる訳にはいかないので留まる。
それから複数の反応が現れて周囲に散った、おそらく自分達を探しているだろうか。
そう思っていると。
「いたぞー!」
こちらを発見した人が大声で叫び仲間に知らせる、ご主人様が起きるので止めてほしい。
それからぞろぞろと人間が集まってくる、見た感じでは大して強そうにない。
数人が固まって呪文を唱える、どうやら敵対の意志しかないようだ。
敵と解ったならサヨは遠慮なく魔術で対処する、寝ている人がいるため比較的静かな魔法で対応する、敵が叫ぶのであんまり意味がないが……。
サヨは基本的に楽という理由からいつも銃で攻撃しているが別に魔法が使えないわけではない、ちょっと手加減が苦手なだけで使用自体はできる、それも最近のアップデートで少しだけマシになった。
敵は離れたところから魔法を発動しているのでサヨにとっては良い的でしかないので作業のように処理していく。
あっという間に処理が終わったが周囲に死屍累々が広がっている。
さすがにこの状態は見せられないため近くに穴を作りそこに放り投げていく、一通り投げ終わったが日中に見た人はいなかった気がするがこの先もう関わることはないだろうからどうでもいい。
あとは血も処理し、もろもろが終わるころには空が明るくなり始めていた。
「サヨおはよう」
今日もご主人様は素敵だ。




