強さ=報酬
「そういえばこの世界でお金を稼ぐ方法は主に何があるのですか?」
恐らく魔物討伐とかだろうと思われるが一応方法を聞いておく。
「あれですよ、異世界なんでギルドで魔物とか討伐すれば討伐報酬と素材売却ですよ」
「お決まりですね、わかりました私たちと討伐任務に行きましょう」
「あの、ギルドカードは持ってるのですか、それが無いと任務を受けられないですよ」
「ギルドカードってこれかな?」
不安な表情の転生者をよそにリュックから2枚のカードを取り出す、門の入場に仕えたので恐らくこれがギルドカードと思われる。
「あ、もってるんですねというかシルバーって…」
ギルドカードを見た反応がいまいち良くない。
「これってそんなに良くない物なんですか?」
「いやぁ…、それってこの国も物じゃないからいろいろな任務を受けること自体はできるけど強さが判断できないんですよ、その色が上からどの程度なのかわからない物なので…」
「あぁ扱いに困るランク表記なのね」
「そんな感じです」
「それでも受けられるのなら問題ないかな」
「それもそうですね、あでもこの国以外のギルドカードで受けると税金がかかってしまって報酬が大きく減るんですよ」
「君が一緒に受ければ問題なかったりするかな?」
「そうですね、自分がメインで受ければ特に問題なかったハズです」
「よし、それで行きましょう」
ギルドに移動中にも転生者に声をかけようとした人は数人いたが自分達が一緒に行動していると知ると素通りしていった、初めて見る顔なので警戒しているのだろう。
「すいません、この依頼を受けたいのですが…」
「あ……、はいかしこまりました」
ギルドの受付嬢は依頼書を出した転生者の後ろにいる自分を見て少し固まったが手続きを開始した。
「この依頼はあなたが受けることが良いのよね、あなたが完遂できるは思えないけど?!」
転生者に声をかける受付嬢は言葉こそ丁寧にしているが乱暴に聞こえてくる。
「いえ、この人も一緒にお願いします」
「あ、そうなの…」
転生者が自分達を指すと受付嬢はおとなしくなったが今度は自分達を値踏みするような視線を向けてくる。
「初めての人みたいですが?」
「カードはあります」
受付嬢にギルドカードを見せると、
「シルバーですか…」
と微妙な表情になる。
「まぁ、私は拒否する権限はありませんのでせいぜい気を付けてください」
適当に処理されたがこれで受理されたので早速依頼を遂行するために向かう。
「ところで何の依頼を受けたのですか?」
この世界の文字は読めないので転生者まかせなのだがサヨのゴリ押しが効くと良いなと思う。
「はい、火焔竜の討伐です」
「なにそれ?」
「実は僕もよくわからないので一番報酬が大きいものを選びました」
「おうふ…」




