主要キャラが消えた後の消化試合感
後日……。
適当に敵が来ないか過ごしていると昼間にもかかわらずいきなり暗くなった、外を見てみると空を覆い尽くすほどの物体が都市の上空を埋め尽くすほど浮かんでいた。
「番組とかだともうすぐ最終話かな?」
「最終決戦的な感じだね?」
最近はサヨも日本でアニメなどを見ているのでネタは通じない事があるがお約束などは理解しているようでこういった話は通じるようになった。
「さすがにあの量はキツイなぁ」
サヨが空を見上げながら弱気に呟く。
「範囲が広くて面倒」
対処はできそうだ。
「いままでは全て序の口よ、これでお前たちの戦力は全て把握した、今日をもってこの星を完全に征服する」
声が終わると上空に浮いている物体から光線が発射され近くにあった建物を破壊して回っていった。
「やめろぉ!」
どこかで爆発音と共に地面からロボットが現れる。
「私達も行く?」
「さすがに行った方がいいだろうなぁ、最初から重装携帯だな」
「はーい」
サヨが自分の頬にキスをしてから魔法陣の中に入っていく、続いて自分も魔法陣の中に入っていき機体に搭乗する。
ちなみに口づけする意味はない。
「来たか、この星を制するための最大の壁!」
上空に浮いている物体が全てこちらに向き銃口を向けてくる。
今乗っている機体は機動力を犠牲にして火力に全振りした形態だ、もはや大きな武器に機体がくっついているような状態である。
この形態ではほとんど動けないので攻撃で防御するしかない。
ロックオンはほとんどサヨが行うので自分は適当なタイミングでトリガーを引くだけだ。
そうすると面白いほど敵が溶けていくが数が多くいまだに健在で全て倒し切るには確かに時間がかかりそうだ、この世界のロボットは1対1が得意なので敵を全て倒すにはかなりの時間がかかりそうだと思っていると……。
「チェンジバーストモード!」
ロボットから叫び声が聞こえたかと思うと、遠くから鳥型のロボットが2体飛んで来て変形し合体した。
両手と両肩から砲身が出現しそこから光線が発射され、上空にある物体を薙ぎ払っていく。
「なんか悔しい…」
ビームを長距離で照射し続けて敵を薙ぎ払うことができないからと微妙に対抗心があるようだ、次のアップデートで出来るようになってそうだがこういう攻撃をする機会は滅多にないと思うんだが……。
1時間かかったものの2体の攻撃で全ての物体を破壊しきる事ができた。
「やっと終わった…」
上を見すぎで首が疲れてきたので視線を下に向けると荒地が広がっていた、撃墜した物体が墜落したりして周囲の建物が全て破壊してしまったようだ。
「これはさっさと帰るに限るな」
「はーい」
「お前本当にすごいな」
ロボットが話しかけてきたが無視して日本に帰るための魔法を起動させて期間する。
「おかえりなさい」




