コンボを考えるも楽じゃない
手紙の内容を見ているか感じでは僕が異世界から仕事でやってきた事まではバレていないようだ。
とりあえずどこに行っても場所がバレるようなので、おとなしくファミレスでご飯を食べていた。
「相席、いいかね?」
時期的にまだ着ているのに違和感がある黒のロングコートを着ていた、見るからに怪しかった。
「また勧誘ですか?」
「まぁ、そんなところだ」
その後はロングコートの男はお互い食べ終わるまで無言が続いた。
2人とも食べ終わるとロングコートの男が話し出す。
「され、担当直入に言うと我々の仲間になってほしい…」
「それじたいは別にかまわないが待遇次第だな」
「確かにそうだな、では国王の位でどうだろうか…」
国王と聞いてすごいと思ってしまった。
「ちなみにそれは高いのか?」
王なので高そうではあるが一応聞いてみる」
「高い方ではあるな」
含みのある言い方していた、さてはそこまで高くないな。
「その国王の上にいくつ位があるんだ?」
「それよりお前の待遇についてだが…」
「話をそらすんじゃない、僕より上の人に勝負で勝ったら上に行けるよね?」
「……まぁ、そうだな」
「じゃあまずはあんたに勝負を挑もう、あんたの実力があんたの組織の実力と見ていいんだろ?」
「…………いいだろう」
ロングコートの男は暫く考えたが了承した
飲みかけの飲み物を飲みほし、会計を済ませようとするとロングコートの男が出してくれた、出してくれるならもっと頼んでおけばよかった。
店を出て少し移動する、この世界には勝負するための広場が多く存在するようだ。
「さて、やるか」
「「勝負」」
お互いにタブレットのような物を構える。
「先行は私が行かせてもらう」
とくにじゃんけんなど先攻後攻を決まる事はしていないが、勝手に決まってしまった、つまり言ったもの勝ちでいいのかな。
「ドロップしてドロー、まずは【悪魔の先兵】を召喚、こいつはコストがいらない分攻撃値は低いがいくらでも復活できるぞ、さらにトリガーカードをセットしてターンエンドだ」
「僕のターンドロー、ドロップしてドロー」
相手のキャラクターが弱いからと言ってこの世界の人は油断したりバカにするかもしれない、しかし僕はこの世界の人間ではないので、数値が低いキャラクターは必ず何かあるはずだ、前世の日本でやっていたカードゲームでそれは嫌と言うほど理解している。
「まずは【鉄壁の機械娘】を召喚、こいつがいる限り僕は攻撃できないけどコストが無しで高攻撃値のキャラクターだ、さらにスペルカード発動、【外付けアップデート】こいつの効果で自分のキャラクターは1回だけ破壊されない、そして相手の場にジャンクロボを召喚する、トリガーカードをセットしてターンエンド」
現れたロボットが【鉄壁の機械娘】にケーブルをさして何かしていた、その後、なにやら喧嘩を初めて相手の場に移動する、そんな経緯があるのね。
「ちっ攻撃してこないか、私のターンドロー、ドロップしてドロー」
やっぱり攻撃反応がたのカードをふせてやがったのか。
「私はさらに【悪魔の先兵】を召喚、相手の数値の方が高いのでこのまま、ターンエンド」
「まった、トリガーカード発動【強制訓練】、このターンお互いのキャラクターは戦闘では破壊されない代わりに攻撃が可能なキャラクターは攻撃しなくてはならない!」
「なに、こちらから攻撃では私のトリガーカードが発動できないではないか」
ジャンクロボットが先陣を切り【鉄壁の機械娘】に特攻を仕掛ける、【悪魔の先兵】も怯えながら突進していく。
とうぜん【鉄壁の機械娘】に全て弾き返されてしまう、その衝撃はキャラクターに行かずにプレイヤーに向かう。
その反射ダメージは大きく、ロングコートの男の体力を一気に0になってしまった。
「さすがだな」
「お前はただのそのキャラクターと同じ先兵程度と考えていいんだな?」
「そうなるな」




