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異世界に行って転生者を助ける仕事に就きました  作者: 仙人掌
ダンジョンは危険がいっぱい

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前世との技術差

 前世では気が付くとテレビを見ることが無くなっていた、当然この世界でもテレビは基本的にみていない、大体はゲームする時に使用するか気が向いたらつけている程度だ。


「テレビつけてテレビ!」

 買い物に行っていたサヨが慌てて帰ってきた、何事かと思いテレビをつける、画面が映るまでの数秒でもサヨはそわそわしていた。


「臨時ニュースです、現在日本海沖にて多国籍軍による進行を確認しております」

「……なにこれ、てか何があったの?」

「たぶん、これが原因」

「これは?」

 懐からカラフルな玩具を取り出す。

「今やってる子供向け番組の変身アイテム」

「そういうのが好きなのか?」

「そうじゃなくて、これは仕事の成果だよ前にいった世界で本物の変身アイテムを私が解析したでしょ、そのデータを使って作られたの、見てて」

 サヨが玩具の変身アイテムを起動させるとサヨの周りにエフェクトが現れて装着される、それは子ども頃に見た光景があった、エフェクトが終わると変身ヒーローではなくサヨが立っていた。

「玩具はここまで進化したのか」

「進化させたんだけどね」

「てかこんなのが原因?」

「そうだよ、これは玩具だけど実際にこんな小型の機械から宇宙でも対応している防護服が出てくるんだから軍事的に見たらすごい物だよ」

「そういえばたしかにすごいな」

「それの技術について外国がいちゃもんつけてきたんだよ」

「なんだそれ」

「それで日本が拒否したら、いろいろあって開戦直前まで来た感じ」

「それってかなりやべぇんじゃ……」

 自分の行いが戦争につながっているかと思うと良い気分がしない。

「あなたのせいじゃないよ、今までも技術についてはいろいろ言われていたからね、それこそあなたがこの日本にくる前からね、なんなら前のロボットの時もいわれていたよ」

「そうだったんだ……」

「それにもし戦争になった所で戦場に行くのは日本の軍人だからあなたは行く必要がないよ、いままで通りに仕事を続けていればいいんだよ」

「それもそうだな」

 気持ちを入れかえて仕事に向かおう。



「おはようございます、お仕事ですね」

 開戦するかもしれない時でも通常運営しているようだ。

「はいお願いします」

「はい、今回の仕事はダンジョンです」

「攻略ですか?」

「いえ、運営のお助けアイテム的な奴です」

「わかりました」

「それではいってらっしゃい」

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