化け物の爪痕
「オーストラリア大陸って結構広いですね」
オーストラリアには行った事が無いので予想していたよりもかなり広くて驚く。
「大陸って呼ばれるからね」
「シドニー辺りは無事?」
「他と同じで全滅だよ」
「まぁそうだよね」
「どうした?」
「いや、それよりもこの大陸はどこに巣があるんですか?」
「ここだな」
表示されている地図を指す。
「ほとんど対角線ですね」
「じゃあエアーズロック見に行きたい」
オーストラリアに来たからには是が非でも見てみたい場所だ。
「たしか観光地だったな、化け物との戦闘で軒並み破壊されていてね、観光地だから人が集まりやすいからそこを狙われたのだろう」
「そうなのか」
せっかく世界各地の自然遺産が見れると思ったのに残念だ、何というか気分がすごく落ち込んでしまう。
「わかりやすく落ち込んでいる場合じゃないだろう」
転生者が表示されているモニターの一部を指さす、そこには化け物がこちらに向かってきている、これは行くしかないだろう、重くなった体を引きずって外に出る。
「私だけでも大丈夫だよ」
両手に銃を出現させて向かい打つ、今回はスコープついており遠くにいる化け物を狙い撃つようだ。
銃とサヨはつながっているようでスコープを除かなくても見えるようで、ぱっと見は適当に撃っている見えてしまうが、一発も外していない。
数が少なかったおかげで早々に終わり、船に戻る。
船に戻って自室に戻りサヨに癒してもらう、ドストライクま見た目なのもあり荒んだ心が癒される。
「ほら、ご希望の場所についたぞ」
サヨに癒されているといつのまにかかなりの時間が経っていたようだ。
「希望の場所っすか?」
転生者の所へ向かうとモニターに大きく瓦礫の山が表示されていた。
「あれは?」
「ご希望の場所だよ」
「ここがアレ?」
「ここは最初の方にに襲撃されたのもあって被害が多きいのさ」
「よしがぜんやる気が出てきた」
記憶にある風景とあまりにも違いすぎてやる気というよりかは怒りの気持ちが大きいが落ち込んでいるよかはマシだろう。
「全速前進だ!」
「はいよ」
気合のこもった声で船が速度を上げる無効としても自分がやる気が出て方が良いのだろう。
「ついたぞ」
そう思っていると本当に直ぐに到着した。
「こんな速度をだしたらすぐに燃料が尽きるんだからな、今回だけだぞ」
顔を赤くして言うな男のツンデレなんてどこに需要があるんだ、そんな事よりも勢いよく飛び出して化け物の元に向かう、サヨもすぐに後ろからついてきて銃を手渡す、調子に乗って適当に撃つことが分かっているのか散弾を装填してあった。
「愛してるぜーサヨー!」
叫びながら銃を化け物どもに向けて撃ち続ける、遠くでサヨが自分もだと言っている気がするが気にしない。




