弾はどこに
「多分この辺だと思うぜ」
男性が示した場所は廃墟になった街で、男性とあった所よりかは発展していたようだ。
「本当にココなんですか?」
「絶対ではないが、トップがいたのはこの街だったからな、当然保管庫もあるだろうってことさ、シェルターでもあればそこにいたりしてな」
「とにかく地下をくまなく捜索するぞ」
「地面の下をですか?」
「もちろん掘り起こすわけではないさ、地中用ソナーを使って地面の中の空洞を探すんだ、洞窟とかただの地下室でも反応するからかなりしんどい作業になるぞ」
この船に乗り込んでいるのは自分とサヨ、それから転生者とその部下が6人それからさきほど拾った男性の合計10人しかいないので船のデッキにある巨大なモニターに街全体が表示されているので全員で探すひつようがある。
「こうもちょっとわかりやすい表示にしようとしなかったのですか?」
「できるならしているさ、残念ながら僕はデザイン系には才能がなかったようだ」
ないものねだりしても意味がないので根気よく視線を動かす。
「アレかな?」
サヨが自信なさげに一点を指さす。
「あぁ、確かにあそこならありうるな」
「よし船で近づいて捜索だ」
船を目標地点まで近づけてみると大きな廃墟にたどり着いた。
「ここは?」
「ジャスマーケット大型の複合施設だった建物さここにくれば大体の物は置いてあったがまさか銃までおいていたとはな」
「君たちの端末に船のソナー結果を同調させておいたから捜索しててくれ」
船から降りて端末の画面をたより複合施設跡を徘徊する、崩れて箇所が多くまともに進めそうにない箇所がありかなり遠回りになってしまった。
「ここかな」
端末が示している場所は恐らく従業員のみが立ち入るスペースの一区画だろう、厳重な扉のような物が地面に蓋するように存在している。
試しに引っ張ってみるが当然びくともしなかったのでサヨの機械と龍の力で無理やりこじ開ける、中は下へと続く階段になっており開けた瞬間から腐臭のようなものが漂ってくる、これが食料を探してきたのなら無視するがあいにく目的の物は違うので侵入を試みる。
「匂いをカットとかできたりしまんかね」
「できるよ、そうしたの?」
「いや、蓋を開けたら匂いが……」
「了解カットしておくよ」
通信が終了すると不快だった匂いが徐々に薄れていき感じなくなった、科学の力ってスゲー。
階段は10メートルほど続いた、1人だったら同じ景色が続いているので間違いなく発狂していたかもしれないサヨを弄ることで心を落ち着かせる。
降りきるとまたしても扉があったがそれは簡単に開き開ける勢いに負けたのか何かが倒れる。
倒れたものを確認すると骨が散らばっていた。




