弾数制限
「ちゃんと全滅したか確認しに行きましょう」
転生者達が我先にとサヨが撃ち込んだ場所にむかっていく、自分達も転生者だけでも守る必要があるので追いかけると遠くに飛び立つ音が聞こえた。
進んで行くと残骸で出来た建物のようなものが見えてきた、ここに住んでいたのだろうか?
「生き残りは……、いないようだな」
転生者たちが建物から出てきた、いつの間に入っていたのだろう。
「私の方にも反応がないよ」
サヨがハッキリと言い切っているので問題ないだろう。
「それじゃあ移動ですか?」
「そうだな、できることならいるかもしれないアジア方向へ向かいつつ生存者を探しつつ生き残った化け物を殺していきましょう」
「わかりました」
「付近に反応はないから大丈夫かな」
サヨのお墨付きが得られたので全員が船に乗り込み移動を開始する。
「そういえば化け物って一か所に固まっているんですか?」
「遠くからの観察した結果だが、一定の場所に定まっているようでおそらく群れを作って行動しているのだろう、先ほどサヨちゃんからのアドバイスで化け物どもが近くにいれば探知できるようになったんだ、でも今は反応がないから周囲にはいないね」
「サヨが何か言ってましったっけ?」
サヨは常に自分の近くにいるのでいつの間にそんなアドバイスをしたのだろうか・
「あぁレーダーの感知方法さ、これで不意打ちされることはないだろう、高速で接近してこないかぎりな」
「そうですね」
「もうすぐ海がみえるころだね」
北アメリカからアジア大陸に渡るのでしばらくは海がつづきそうだ。
「干渉に浸っている所悪いが敵だ」
ちょうど海が見えたタイミングで化け物が押し寄せてきた、少しは景色を見て感動する時間が欲しい。
「しょうがない、サヨ行くよ」
「うん」
下がったテンションで船から下りる、そのあと安全のために転生者達を載せた船は浮かび上がる、化け物は滑空できる羽はあるようだが飛ぶことはできないらしい。
視界に映る化け物は流石に数が多いため自分も戦闘、いや殲滅に参戦する。
この世界の技術力が高いおかげで防御は完璧なのでひたすら打つことに集中する、サヨは飛びながら各個撃破し自分はガトリングガンを使用して広域に攻撃を仕掛ける。
「というか結構弾使う事になるけど残りとか大丈夫?」
しばらく撃ち続けてそういえばのこり弾数が気になった。
「そこはまだ余裕があるけど、この星を一周するほどだから玉切れになるかもしれないからどこかで補充しないと」
「でも弾を作ることができないんだよね」
「だからこの世界に残っている弾をあつめながらになると思う」
「それなら多少の遠回りになりますけどいくつか旧軍事施設やテロリストの拠点を回ってみましょう」
いきなり転生者が通信に割り込んできた、しかし提案は魅力的なので賛成する。




