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なぜここにいるのか
いまおかしなことが聞こえたぞ!?
「お、おい!今なんて!?」
もう一度ソーブリオは言った
「もう日が暮れるから家探そう!」
俺は驚愕だ。開いた口が塞がらない。もう家はあると思っていた。
「当たり前でしょ?私の家なんてないよ!いつも仕事で仕事先で寝ているんだから!」
いや、社畜か!?あとそもそも何の仕事してんだ!?
「私ね仕事から逃げたんだ。仕事中にそれも仕事の一環として見つけたのがあなただった。だから仕事の権力を乱用してあなたの世界に行ったんだ」
しばらく無言が続いた。そして俺は口を開いた。