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手を掴まれただけ  作者: 楽園ロング
新たなる章
16/24

釣り場?

この川、何がおかしいかと言うと・・・

「コ、コノカワシンデマスカ??」

ソーブリオはこの言葉を最期に放心状態モードに入った。そう、この川、絶対死んでいるのだ。しかもこの川・・・流れていない!

「こ、これってホントに川なのか!?流れてもいないし緑だし、おまけに生臭いぞ!?ため池じゃないのか!?」

「えっ、これって川じゃないの・・・」

と言いながらフィオーレは家のことや周辺のことが書かれているパンフレットを見た。僕も見てみようと思ったが、中身は謎の記号ばかり並んでいた。そう、異世界語だ。なぜここまで普通に話せていたかと言うと、実世界から来たものには翻訳に近い能力が知らず知らずのうちに働いているらしい。ぼくも同じで知らないうちに働いていたのだ。しかしこの能力は文字までは読むことができない。だからこんな年になっても『読み聞かせ』と言う非常にはずかしいことをしてもらわなくてはならないらしい。

「あ、あのー声に出して読んでもらえますか?」

頭の上から火が吹きそうになりながら頼んだ。するとフィオーレはパンフレットの地図を見せながら説明してきた。

「ここが私たちの家でしょ?そこからこう来て・・・」

もと来た道を指でたどりながらフィオーレは説明してくる。そしてその指が止まった。

「ここが今いる“川”ね!」

僕はフィオーレがさしている自称“川”をよく見ていた。よく見てみるとそこには何か記号が書かれていて、地図の周りを見てみると同じ記号とその説明らしきものが書かれていた。フィオーレに尋ねてみると見落としていたらしい。

「八番箇所、アルーガラゲット。このあたりで、一番小さな池・・・川!」

「いやお前池って言ったよな?」

「言ってない!」

「言った!」

「言ってない!」

そのようなやり取りをしているうちにソーブリオは放心状態モードから解除され、パンフレットを読んでいた。するとみるみるうちに顔が青くなっていった。

なんかキャラの感じが変わっちゃったかな?まあいっか()

2019/01/31 23:31追記【お知らせ】

楽園ロングは受験のため、2019年3月19日まで小説投稿を停止させていただきます。3月19日からは恐らく暇な日々が続くと考えられるため、投稿ペースを多くしていきたいと考えております。これからも『手を掴まれただけ』をよろしくお願いします。また、感想もお待ちしております。

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