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手を掴まれただけ  作者: 楽園ロング
新たなる章
13/24

初の魔法

フィオーレは魔法を教えてくれると言い手を空中に掲げた。そして何をするのかと見ていたら突然フィオーレの手の上にとても大きな渦が渦巻いた。そして何やらぶつぶつとつぶやいている。すると渦の中に何か大きなものが見えた。しかもそれがフィオーレに近づいている。あれが落ちてきたら...フィオーレが危ない!とっさに俺はフィオーレに飛びかかった。

「フィオーレッ!!!」

「キャッ!!」

すると渦巻も大きな塊も消え、普通の空に戻った。しかしそうしている場合ではない。フィオーレの安全確認をしなくてはならない。「大丈夫か?」と言おうとした瞬間、頭に石が落ちてきたような痛みが走った。

「ウッ」

「何してんのよ!せっかくヴィゴーがたまっていたのにかわいそうじゃない!」

と怒号が響いた。そしてソーブリオは俺の頭を思いっきり殴っていたようだ。

話によるとヴィゴーとは魔法を使うのに使う力らしい。しかもさきほどぐらいの大きさのヴィゴーを可視化するにはかなりの力がいるらしい。それを俺は消してしまっていたようだ。やらかしたてしまった!そして痛い...

「まあ私の能力であんなにヴィゴーを使っていたらあなたたちも血だらけになっていたかもだから不幸中の幸い?かもね!っじゃあ気を取り直してもう一回やって見せるわ!」

と言いもう一度手を空中に掲げ何やらぶつぶつとつぶやき始めた。

「スピナ!!!!」

大きな声とともに空中には無数の棘が召喚され、それが一度に地面に突き刺さった。そして地面に突き刺さった瞬間淡い光とともに棘は消えていった。

「す、すげーー!魔法始めて見たぜ!」

俺は無邪気にはしゃいでいた。

「初めての魔法ならプリボールと言う儀式から始めないとね!」

と言いながらアニメやラノベの挿絵で見たことのあるような魔方陣をソーブリオとフィオーレは書き始めた。書き終えると二人は魔方陣の真ん中に立てと言ってきたので立ってみた。

「そこで手を地面につけて指先に力を入れてみて!」

とフィオーレが言ってきたので言われた通りに地面を手に着けてみた。

今日二本目の投稿です!

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