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はじまり
外にあまり出ない俺は有意義であるべきの高校3年生への春休みを今日もどうも無意義にそして無活力に過ごしている。
別に友達がいないわけでもないむしろ友達には恵まれているとも思う。ただし女子の中によく話せる子はいない。
嫌われてるわけではない…とは思う。あちらはすごくよくしてくれる、だが俺がある程度の距離で突き放しているのかもしれない。かっこよく言ってるが要は俺は女子と話すのが苦手なんだろう。
とにかく、俺が春休みをこのように過ごしている理由の一つは受験だ。俺が通っている高校は自称進学校。
自分が愛する学校をそう呼ぶのも、そう呼ぶ奴も気に入らないが、特段、成績が良いわけでもなく実績があるわけでもない。けれども国内トップクラスの大学への進学者がいないわけでもない。
なのでそう呼ぶのは妥当だしわかりやすい。あと、俺の進学先はもう決まっている。というわけだ。
そんな平凡な日常の中、俺は最愛の彼女と出会う。




