遊園地の謎
真の家に着くと、玄関にある何回かインターホンを鳴らすと真のお母さんが暗い顔をして出てきた
「...あら、無月くん...」
泣いていたのか目が少し腫れていた
真のお母さんとは、何度か会ったことはあるがここまで暗い表情を見たのは初めてだった
真が何処にいるかと聞くと、真は金曜日のお昼から姿が消えたらしい
もしかしたら、真の部屋に何か手掛かりがあるかもしれないと思い、お願いをし部屋に上げてもらった
家に入り、二階にある真の部屋に入った
部屋は、シンプルでベットと本棚
正面の奥には、ノートパソコンがあった
ノートパソコンには、電源が入っているようでノートパソコンの閉じた隙間から光が漏れていた
俺は、ノートパソコンを開いてみると黒い背景に白い文字という いかにも、闇サイトぽそうな画面だった
もしかしたら、このサイトを見て何処かに行ったかもしれない
画面をしばらくスクロールしていくと、メールが一件だけ真宛に来ていた
そこには、奇妙な遊園地があると言うメールだった
真はそこに行ったかもしれないな
好奇心大勢な真なら、行っても可笑しくはないだろう
多分、痲璃亜も真に誘われて行った可能性が高いな
俺は、遊園地の場所をメモし真のお母さんにお礼を言いメモ頼りに遊園地へと向かった