表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

粗製濫造シリーズ

ずるいですわ、ずるいですわ~

作者: 戯言士
掲載日:2026/06/26

「ずるいですわ、ずるいですわ、お姉さまばかりずるいですわ~」


「何がです」


「だってお姉さま、AIに丸投げポン出しでランキング独占、これって絶対にズルですわ~」


「失礼なことを言わないでくださいまし。

 そもそもこれは市場を正確にマーケティングし、読者の需要に応じた作風を的確に掴んでの安定供給なのですし、それにこれAIポン投げではなくそれに応じたプロンプトを組んだ立派な作品製造ですの。ですのでその辺の有象無象な粗製濫造作品と同一視されるなんてそのような的外れな指摘を受ける筋合いはありませんですわ」


「でもでも~。やっぱり絶対ずるいです~。

 人力でないからずるいです~」


「やれやれですわね。

 そもそも人の文明というものは科学と共に栄えてきたもの。でしたらそれに人が適応するのは自然の理というものでしょう。確かに自筆は尊いものでしょうけど、それに拘泥し新たな技術を否定する行為はかつての機械排斥ラダイト運動と大差ないというものでしてよ」


「も~う、お姉さまったら。そういう小難しい知識を振りかざして煙に巻こうとするところなんて本当にAIと同じなんだから。だけど私は誤魔化されないんだからね。

 AIはあくまでもAIであってお姉さまじゃない。お姉さまのやってることは他力本願で自分の名声を得ようとするチートと同じなんだからっ」


 どちらの言い分にも一理あるわけだが、果たしてこれはどのように結論付けるべきであろうか。合理性と独自性、真の芸術性はどちらに宿るか、そしてそれで読者たちの需要が満たされるかは判断の難しいところである。

 多分論点はこんな感じ?

 ところでこの作品の正しいジャンルは何になるんでしょうね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
まだ黎明期ってのもあるかもですが、AIユーザーの「これは俺の手作り」だって権利意識の高さもありそうなんですよね……。 ポン投げしてるって自分で宣言してるのにソコを突つかれた時の異様な攻撃性とか。自分で…
 使用者と非使用者、それぞれの考えがありますね。  私は楽曲作成AIを使い始めましたが、 作詞:歌川 詩季 作曲/編曲/演奏:SUNO (アプリ) というクレジットを使用してます。  自筆してる…
ジャンルに風刺はないからなあ(・_・;) そうなると…………純文学? いや、合わないか。 風刺か哲学、せめてシュール辺りがあればよかったのに。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ