ずるいですわ、ずるいですわ~
「ずるいですわ、ずるいですわ、お姉さまばかりずるいですわ~」
「何がです」
「だってお姉さま、AIに丸投げポン出しでランキング独占、これって絶対にズルですわ~」
「失礼なことを言わないでくださいまし。
そもそもこれは市場を正確にマーケティングし、読者の需要に応じた作風を的確に掴んでの安定供給なのですし、それにこれAIポン投げではなくそれに応じたプロンプトを組んだ立派な作品製造ですの。ですのでその辺の有象無象な粗製濫造作品と同一視されるなんてそのような的外れな指摘を受ける筋合いはありませんですわ」
「でもでも~。やっぱり絶対ずるいです~。
人力でないからずるいです~」
「やれやれですわね。
そもそも人の文明というものは科学と共に栄えてきたもの。でしたらそれに人が適応するのは自然の理というものでしょう。確かに自筆は尊いものでしょうけど、それに拘泥し新たな技術を否定する行為はかつての機械排斥ラダイト運動と大差ないというものでしてよ」
「も~う、お姉さまったら。そういう小難しい知識を振りかざして煙に巻こうとするところなんて本当にAIと同じなんだから。だけど私は誤魔化されないんだからね。
AIはあくまでもAIであってお姉さまじゃない。お姉さまのやってることは他力本願で自分の名声を得ようとするチートと同じなんだからっ」
どちらの言い分にも一理あるわけだが、果たしてこれはどのように結論付けるべきであろうか。合理性と独自性、真の芸術性はどちらに宿るか、そしてそれで読者たちの需要が満たされるかは判断の難しいところである。
多分論点はこんな感じ?
ところでこの作品の正しいジャンルは何になるんでしょうね?




