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19話
数日後――
「あら、クロノ助じゃない。久しぶりね。この間のお願いを聞いてくれるのかしら?」
「ニャ!」
どうやら、クロノ助はあの店へと連れて行ってくれるつもりらしい。
「ふふ......あなたいつもよりご機嫌ね」
クロノ助の足取りには、嬉しさが少しにじみ出ていた――
少女は深い霧の奥、黒くねじれた木々の間を縫うようにして、その背を追う。
やがて再び歯車が噛み合い、止まっていた時間が動き出す
それが救いになるのか、それとも――
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