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『ハトと絵と速記』

作者: 成城速記部

 のどが渇いてたまらなくなったハトが、湯飲みに水が入った絵を見て、本物だと思い、まっしぐらに飛びかかりましたが、絵なので、痛い思いをしただけでした。のどが渇いてたまらなくなったハトは、引き続き、のどが渇いてたまらなかったので、どこかに水はないか、首を振り振り探しましたが、どこにも水らしきものは見えません。さすがに頭がくらくらしてきました。

 のどが渇いてたまらなくなったハトの目に、一枚の紙が写りました。その紙には、水、と、速記文字で書かれていました。のどが渇いてたまらなくなったハトは、残った力を振り絞って、その紙にくちばしを寄せましたが、のどの渇きを癒やすことはできませんでした。



教訓:速記が読めるハトが命を落としたとするなら、残念な話である。


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