【番外編】ハロウィンを過ごす"特別"な一日
チクタク、チクタク、と。
時計の針が動く。音は聞こえない。代わりに窓の桟を叩く雨の音がよく聞こえる。ほんの少し開けられた窓からは、かすかな風の音と降りしきる雨音が流れ込んでくる。冬が近づいた、初冬とも言える季節の雨。半袖だと少し肌寒いほどの風で、右手で左腕をさすると体温が上がったような気がする。
今日は十月の終わり。ハロウィン当日だった。
ハロウィンは収穫祭とも慰霊祭とも言うけれど、日本では細かなことを気にせずかぼちゃのお菓子を作って食べて騒いでと、普通のお祭りになっている。仮装するところだけは、他のお祭りと少し違うかな。
お祭りとはいっても、今日はあいにくの雨。あたしも郁弥さんも雨は嫌いじゃないので、それでハロウィンが楽しめないとかじゃない。というか、今年はパパもママもお仕事でいないからハロウィンパーティーはしない。一緒にわーわーするのは数日前に済ませた。
「……すぅ……ん……」
寝息が聞こえる。ずいぶんと可愛らしい寝息。窓を眺めていた視線を移せば、ぐっすりおやすみ中の恋人さんの姿があった。お隣で眠って、こっちに寄りかかっている。無防備な顔が愛おしい。
さっきまでテレビで映画を見ていたのだけど、郁弥さんは普通に寝ちゃった。映画がつまらなかった、というわけじゃないと思う。この人、最近疲れがちみたいだから。お仕事変わって色々と大変みたい。
ママとパパが家にいなくて二人っきりだから緊張するー、みたいなのはもうあんまりない。ちょっぴりなくはないかもだけど、郁弥さんの安心しきった寝顔見てたらそんなのなくなっちゃった。
雨の音が心地よくて、隣にあたしがいて安心できて、疲れてたから眠っちゃって。同じ状況ならあたしも寝ちゃってたかなーとは思う。あたしはそんな、ていうか全然疲れてないから眠くはなかったけど。
眠気の代わりに半袖の部屋着のせいで肌寒さがある。さすがに長袖に変えてもいいかもしれない。ただ、長袖にしたら肌と肌の触れ合いが減って恋人としての幸せ度が若干目減りするから……まあ、ものは考えようよね。こうして一緒にいられるだけで十分幸せなんだし、お互い風邪ひかない方が大事だもの。
でも、本当に。
「本当、寒くなったわ」
雨が降って、急に冬が近づいた気がした。
ぼーっと。
なんとなく、動きたくなくて。結構な時間ぼんやりとしていた。映画が終わってテレビを消して、雨と風と時計の音だけを感じていた。あと、ついでに恋人の体温も。
案外、何もしない時間というものは大事なもので。散逸的な思考で頭を巡らせているのが心地よさに繋がったりする。お風呂上がりの疲労感みたいな、そんな感じ。
テレビの先の窓越しの雨雲から、そのまま視線を横に動かす。壁掛け時計は十五時過ぎを示していた。針が動いて時間を刻んで、気づけばもう夕方近く。この後やることがあるわけでもないので、別にずーっとこのままでもいいと言えばいい。
「……ふーむむ」
うなりながら、右手で恋人の手を掴む。指の平を合わせて離して、絡ませて繋いで。動きの鈍い頭を働かせる。
そろそろ飽きてきた、というのが本音。
時間的に三十分以上はぼやぼやしてたわけで、あたしに眠気があるならまだしも眠れないのにこの状況は飽きも来る。あんまり動くと郁弥さん起きちゃうから動けないし、手を繋ぐのが精一杯。動けたら何するか……何しよう。本読むのもいいし、ネットで服とか化粧品とか探すのもいいし、いつかのデートコース探すのもいいし、旅行先調べるのもいいし。やろうと思えば結構色々やることはある。
個人的に一番やりたいことは……郁弥さんとお散歩かなぁ。家の中でゆったりは十分したから、今度は外で歩きながら今年の冬らしさを感じたいかも。普段雨の中デートなんてしないし、だからこそってところがある。相合傘はしてもしなくてもいいけれど、普通に雨の中歩いてお話して手繋いで雨宿りしてと、うん。そんな感じのことがしたい気分。
「……」
ちらっと横を見たら、郁弥さんが幸せそうに寝てた。可愛い。起こしてあげなくっちゃ。
「いくやさーん。雨よー。デートしましょー」
声をかけると、もぞもぞ動いて瞼が持ち上がる。半目で瞬きして、とろんとした目がとっても可愛らしかった。眠りが浅かったのか、思ったよりあっさり起きてくれた。
「……おはよ…う?」
「おはよ」
重たい動きで身体を起こし、じっとあたしを見つめてくる。
「……美人さんがいる」
「あら、ふふ、ありがと」
ぽつっと呟いた言葉に微笑んで返すと、小さくはにかんでぎゅーっと抱きしめてきた。ぽかぽかと温かな身体からじんわりと体温が浸透してくる。体臭とシャンプーや柔軟剤の香りが混じって、ちょっぴり甘みを含んだいい匂いが鼻をくすぐる。耳元に吐息がかって、心臓の鼓動が一つ上がった。
「起きたら可愛い恋人がいたんだ」
「ん、それで?」
「寒かったから抱きしめてしまった」
「そ。気分は?」
「……寂しい?」
「どうして?」
「夢を見た、から」
「どんな夢?」
「……君に、長く会えなくなる夢」
「ふーん……そっか」
「会えてよかった」
「ん、嬉しい?」
「うん。嬉しい」
感触を確かめるように、ちょっぴりきついくらいに抱きしめてくる。息苦しさと人肌の熱さに頬が火照る。求められるのは嬉しいけれど、求められすぎると結構恥ずかしい。結構、ていうか割とちゃんと、かなりものすごく恥ずかしい。
なかなかな羞恥心に襲われながら、耐えること数分。郁弥さんの背中を撫で、間の長い会話を続けて。抱擁が緩くなったところで、ようやくと話を切り出した。
「ねえ郁弥さん」
「うん」
「お外、デートに行きましょ?」
「……」
身体が離れ、お互いの顔全体が見える位置まで距離ができる。訝しげに眉の寄せられた顔が目に映る。ちょっぴり寝癖のついた短髪が可愛らしい。
「……雨だよ?」
疑問をたっぷり詰め込んだ言葉だった。
「知ってる」
「……ハロウィンだよ?」
「ええ」
「……雨なのに?」
「そ」
「……外へ?」
「お出かけデート」
会話とも呼べないやり取りをして、恋人さんからは最後に諦めのため息をもらった。あたしからはにっこり笑顔と触れるだけのキスをプレゼント。
頬を赤く染める照れ屋な彼氏さんに一声かけて、部屋着からお出かけ用の服へと変えに行く。二階へ上がり、ちゃちゃっと上下を変えて上着を羽織った。
今回は雨に濡れること前提なので、できるだけ水を防げる服装を選ばせてもらった。上は普通のシャツに撥水コート、下は適当なズボンと靴下で濡れても寒くても平気な服にした。
「戻ったわよ!」
「おかえり、テンション高いね」
「ただいま。ええ、これから外に出るんだもの。郁弥さんとのデートよ。デート。わかってる?」
「まあ当人だからね。そりゃわかってるよ」
苦笑しながら言う郁弥さんもまた、あたしがお着替えしている間に服を変えていた。といっても、この人は上着を羽織っただけだけれど。
相変わらず地味な紺のズボンに灰色の上着と大人レベルの高い恰好だったのが、黒のコートでより大人感を増していた。良く言えば大人っぽい、悪く言えば地味。気合入れたデートのときじゃないと、この人だいたい渋めなチョイスしてくるのよね。別にあたしは嫌いじゃないからいいけど。
「それじゃ行こうか。持ち物どうする?」
「いらないでしょ。携帯とお財布くらい?」
「だね。お財布は任せていい?」
「ん、任せなさい」
あたしの家の鍵って指紋とか顔認証とか入れてるから、物理的な鍵は必要ないのよね。合鍵の概念がないのは恋人的に寂しいけど、便利は便利なので文句は言えない。合鍵そのものは郁弥さんの家では普通に使うし、ていうか彼からもらったし。そう考えると恋愛的なあれこれはもう十分な気はする。うん。
よくわからないことを考えつつも、手を繋いで寄り添い歩いて玄関を抜け家を出る。途端に舞い込んでくる初冬の風が身を震わせた。
風に髪が揺れ、一瞬の寒さに身体が凍ってすぐ、隣からの暖かな抱擁が全身を包み込んでくれた。
「大丈夫?」
「……ありがと。ちょっと寒かっただけ」
あったかくて、優しくて。ぽかぽかとした温もりが胸の奥からあふれ出してきた。
恋人に微笑んでから改めて家の外を眺めると、思ったよりもちゃんと雨が降っていることに気づいた。
大降り、というほどではない。でも、一歩屋根の外に出れば服が濡れて寒さに震えることになるのが目に見えているほどには雨粒が降り注いできていた。道路のあちこちにできた水溜まりが、揺れて跳ねてダンスを繰り返している。雨の日独特の濡れた土と緑の香りが鼻をくすぐり、深呼吸すれば普段より澄んだ空気が肺を満たす。空気の冷たさ以上に、久々の雨デートに気分が高まった。
「日結花ちゃん、行こう?」
「ん」
傘を差して、軽く傾けて。かすかに微笑んであたしを待つ恋人へ頷き、身体を寄せて二人一つの傘に入る。階段を下りて歩き出せば、ただただ静寂の広がる雨の世界があたしたちを出迎えてくれた。
ある程度、無言で。
それなりの時間、二人喋らずにただ歩いた。手を繋いで、腕を絡ませて。車のほとんど通らない住宅街を歩いた。
コンクリートの地面は濡れて黒く染まり、太陽が隠れた雨空は薄暗く、もう一時間もすればひっそりと夜の帳が下りてしまいそうな気配がする。
傘を叩く雨音と、二人分の足音。聞こえるのはそれだけで、人の生活音は雨にかき消されていなくなっていた。衣服に覆われていない手は冷たく、その分繋いだ体温が芯から感じられる。時折吹き付ける風が顔に当たると強烈に冬を感じてしまって、ごく自然と傘を下げて風を避けてくれる恋人に頬が緩んだ。
歩くたびに地面の水が跳ね、靴に当たった雨粒が跳ね、視界に広がる雨の粒が風に揺られて踊っているようにも見えた。自然の緑と、鈍い灰色の空と。水溜まりに映るのは天上と同じ雲の色だけ。波紋の広がる水面につい足を踏み入れると、軽い防水加工しかされていない靴の先からひんやりとした感触が伝わってきた。隣を見て、薄く微笑んでいる恋人に笑いかける。幸せそうな笑みに心があたたかくなる。あたしもきっと、同じような笑みを浮かべているのかな、なんて思ってもう一度笑った。
「……なんだか、今日がハロウィンなんて嘘みたいだ」
ぽつりと。
ぽつりと、落ち着いた声音で言葉が聞こえてくる。
住宅街を抜け、少し広い公園に踏み入れたところでの一言だった。
「そうね」
短く返して、たしかにと思う。
そう。今日は十月の三十一日。あたしのお家ではかぼちゃパーティーしたりしなかったりするのが定番で、ここ数年は郁弥さんを連れ込んで(変な意味はない)一緒に楽しむことが多かった。今年は両親の用事で空きができて、二人で雨の日デートをすることになった。
それも夕方が近い時間帯から。
それも雨の中歩きで。
それもただの散歩で。
嫌なわけがない。デートというにはお粗末なものかもしれないけれど、あたしにとってこれはデートで、彼にとってもこれはデートだから。二人がデートだとわかってお出かけしていればそれはもうデート以外の何物でもない。
だから、このデートに対して不満は一切ない。というか、あたしとしては割ともう満足している。
ただ、ハロウィンらしくはないなって。
「ハロウィンっぽくはないわね」
雨天のせいかしんみりとしている恋人に続けて伝える。
ハロウィンのイメージは、もっと盛大でもっと明るくてもっと騒がしいものだった。バカ騒ぎ、という表現が正しいかはわからないけれど、あたしから見たら的確な言葉。テレビのニュースとか、ネットのニュースとか、写真でも動画でも放送でもどれでも結構な騒がしさだった。
何が間違ってもこんな二人きりで雨音以外静けさたっぷりの公園をハロウィンとは言わない。
「……日結花ちゃんはさ」
「うん」
よく見るハロウィンの光景と現実との比較を打ち切って、お隣の穏やかな声に耳を澄ませる。雨音に紛れる郁弥さんの声は、ちょっと好きになっちゃうくらいかっこよかった。
「こういう過ごし方、どう?」
「……ハロウィンの?」
「うん」
こくりと頷く恋人に、微笑んで伝える。
「好きよ。いつものも悪くないけど、あなたと二人で、こうして静かなところで過ごす時間も好き」
"特別な日を、特別じゃない過ごし方で過ごすことが好き"と続けた。
イベントのある日だから何かしなきゃいけないわけじゃない。みんなが普段とは違うことをしている中で、いつも通り二人っきりで。何もないように出かけて静かに話をして。言葉と体温だけで気持ちを繋げる。そんな過ごし方は、特別じゃないからこそある意味"特別"なのかもしれない。
「あなたは?」
「僕も好きだよ。なんだかんだ雨の日にデートってしないからね。みんなが仮装したりパーティーの準備したりしている中で、こうして君と過ごせているのは嬉しいし、それに……」
「……それに?」
にこやかに口角を上げながら話して、途中で口ごもった恋人に問いかける。郁弥さんはあたしを見て、薄く頬を染めてはにかんで言った。
「すごく、幸せだから」
きゅんと、胸の奥が疼く。心臓がドキドキと高鳴って、急に顔が熱くなる。目の前の好きな人の顔を見ていられなくて、目を合わせていることすらできなくて無理やり視線を逸らした。
「ふ、ふーん……」
もう、どうしようもないくらいに全身が熱かった。外の空気なんて気にならないくらい、雨の冷たさもわからないくらいに火照って、頭の中が色々といっぱいいっぱいになる。
落ち着く、落ち着かないとね。別に変なこと言われたわけじゃ、ないのよ。普通に普通で。本当に当たり前の言葉で。もちろん日常生活じゃ簡単に幸せなんて使わないし、気軽に言うような言葉でもないけれど。でも、あたしも郁弥さんも二人でお出かけしているときはちょこちょこ言う言葉だから。だから、本当に変なことじゃないの。
"幸せ"って言うことに羞恥はないし、聞き慣れてもいる。なのに、だというのに、これはおかしい。絶対おかしい。本当に嬉しそうな顔で、幸せそうな顔で。心の底から満たされて、この人はあたしといられるこの時間が何よりも大事で幸せだって、言われたあたしが何の迷いもなく言い切れちゃうくらいの顔を見せてくれて。言葉に乗せられた想いが目一杯伝わってきちゃったから、全部わかっちゃうから。
もう、これは。本当にこれは、もう、どうしようもない。
「……え、と……あ、あたしも……その……しあわせ、だから」
「うん。ありがとう」
「ど、どういたしまして……」
恥ずかしくて恥ずかしくて。顔が熱くて言葉一つ伝えるのが大変だった。やばかった。久しぶりにちょっと本気でやばかった。こう、なんていうか、一人の女の子的に"落ちた"っていうか。落とされたっていうか。
郁弥さんのこと、ちゃんと好きだし、大好きだし。あたし以上にこの人のこと好きな人いないって断言できるくらいには好きだし。何度も惚れ直したけど。けど、今回のはまたひと味違った。
人を好きになるのは時間の積み重ねとか言うけど、その積み重ねの中にはいくつかポイントがあると思う。あたしにとってのそれは、郁弥さんが投げかけてくれた言葉の数々だったり、初めてあたしに向けてくれた心の底からの優しい笑顔だったり、何気ないお出かけの中で伝えてくれた"好き"の一言だったり、特別な時間にちょっぴり特別な態度で特別な言葉をくれたことだったり。
好きになった積み重ねにはいくつかの"とびっきり"がある。今回は、それの一つだった。それもかなり上位に来るやつ。
もうだいたいお互いのこと知り尽くしてるから、軽いことじゃ驚きもしなければ恥ずかしくもならない。でも、全部わかっているからこその今回のがあった。
この人は、ずる過ぎる。あんな無防備な顔で、全幅の信頼と甘え混じりな、あたしにだけ向けられた瞳と表情と。そんなの、ずるい。好きなのに、もういっぱいいっぱい大好きなのに。また好きの気持ちが大きくなっちゃう。ほんとに、郁弥さんはずるい。
「……郁弥さん」
名前を呼んだ。大好きな人の名前。
胸の内で呟くと、ほんのり心が温かくなる。口に出すと、自然に頬が緩んじゃう。
「なに?」
間近にいるあたしを見て、静かに目を瞬かせる。優しさいっぱいで、まださっきの柔らかな雰囲気が残っている顔。
「お返し」
「なに――んん……」
ちゅっと。目を閉じて口づけをした。相変わらず雨は傘を叩いていて、目を閉じたから余計にそれを感じる。ただそれ以上に、触れた唇の柔らかさと熱さが伝わって、改めて全身に熱が巡る。
「――ふふっ、お返しなんだからっ」
「……もう、なんのお返しだよ、これ」
にこりと、悪戯っぽく笑いかけたら、頬を赤くして目を逸らしてもにょもにょと弱い抗議をしてきた。彼に負けじと顔が熱くて恥ずかしいのは我慢して言葉を返す。
「内緒っ。ほら、行きましょ?木の下で雨宿りしましょ?ね?」
「はいはい。椅子とかなんにもないけどね」
二人していつもよりちょっぴり声のトーンを弾ませながら、雨粒を跳ね上げるように足を踏み出す。
まだ雨は止まず、今日はこれからずっと降り続ける。雨宿りに深い意味なんてなくて、ここが目的地だったわけでもない。ただ今の気持ちをそのままでじっとしていられなくて、どうにかするために大きな木の下を目指しただけ。
特別な日に、特別な人と、特別じゃない過ごし方をする。
当たり前の時間を幸せに感じられる。きっとそれは、あたしにとっても、郁弥さんにとっても、二人で過ごす時間そのものが全部特別だから。だから今日も、ハロウィンの日らしくあたしたちだけの特別な時間を過ごす。
ハロウィンらしくない、それでもほんの少しはハロウィンらしく。
「ハッピーハロウィーンっ」
なーんて言って。
「?ハッピーハロウィン?」
「ふふ、ありがと。大好き」
さっきよりも距離が縮まって。
傘の中に収まったまま、腕を絡ませ、指を絡ませ、視線を絡ませて。二人揃って笑って、雨に濡れた木の下から空を見上げる。
こんな雨の日のハロウィンも、悪くない。




