let's fight!!!
パンパカパ〜ン☆
1周年記念おめでとうございます♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
と言う事で本日は日曜日ではないんですが、アップさせて頂きました!
お楽しみ下さいませ。
そして今後とも宜しくお願いしますm(_ _)m
私達の学年の色は黄色だ。
因みに1つ上の学年は青いジャージだ。
赤、青、黄色って…信号機かよ!
と心中ツッコミを入れた。
この色を選んだ教員はこれを狙って選んだのだろうか?と思ってしまう程センスが悪いなと思った。
しかも私達の学年色、3色の中で1番ダサくないか…?
Tシャツの黄色なら有りだとは思うが、ジャージの黄色って…無いわーーー!
と心の中で手を左右に振った。
帰りのHRを終えて帰り仕度をする。
今日から1週間程は新入生だから3時間授業で帰れる。
学校が早く終わるのは嬉しいけど、先生と居られる時間が短くなる事を考えると少し、いやかなり寂しい。
そんなふうに感傷に浸りながら私は帰宅した。
帰宅してまず肩が凝りそうな程重い制服を脱いでハンガーに掛け、部屋着に着替える。
そして手を洗いに洗面所へ行ったついでにお昼ご飯に何を食べようかと冷蔵庫を開ける。
相変わらず大した物は入ってない。
台所の収納スペースを開けて見てみる。
インスタントラーメンならあるようだ。
仕方ない…。
いつものメニューを食べる事にするか。
私は鍋に水を入れて火にかけて、いつものようにインスタントラーメンを作って食べた。
今日はこの後どうしようか?
まだ学校の教材は配られていないので、他にする事がない。
塾もまだ始まっていない。
とは言え塾の教材ならあるので今日はそれの勉強でもする事にしよう。
そう思い私は塾のテキストを勉強していつもの日常に戻った。
―翌日―
本日も3時間授業だ。
今日は先生の担当の数学と他2つだ。
今日が初の先生の授業。
楽しみだ♡
話も聞くけどそのついでに思いっきりガン見しちゃう♡
1時間目開始のチャイムが鳴った後先生が教材を抱えて教室に入ってくる。
教卓にそれを置いた後また再び教室を出て行き、また教材を運んで来る。
昨日私がよろけた事を気にしているのだろうか。
今日は誰かに頼まずに先生が全部運んできた。
私の事は全く気にしなくて良いのに。
寧ろ昨日よろめいた時に先生に支えてもらえたからめちゃくちゃラッキーに思っていたくらいだ。
よろけて良かったな、と昨日家に帰ってからも何度も頭の中であの瞬間をリピートしてその度にそう思った。
先生が教材を皆んなに配り始めた。
教材を数えながら配り、私の前に来た時
「先生もう一つの方手伝いますか?」
と聞いた。
「ん?
いや、良いよ。
ありがとう」
先生は笑顔で言った。
クラクラ…。
眩しすぎて目眩がしますな…。
先生、その笑顔卑怯ですぜ♡
お手伝い出来なかったのは残念だったが、スマイルをもらえたので良しとしよう!
全員に配り終わった時
「教科書とワーク、皆んなちゃんと両方あるか?
無いって人いるか?」
先生はそう聞いた。
特に誰かが手を挙げる事もなく全員に行き渡った事を確認出来たので、先生は黒板にチョークで自分の名前を書き始めた。
「はい!
もう何人かは知ってるかもしれないけど、先生の名前は東西南北の南という字に理科の理、そして人という字を書いて"南理人と言います。
名前は理科の理って書くけど、担当教科は数学だ!
皆んな宜しく!!」
ふふふ…。
そういえば"理科の理がつく名前だけど担当は数学"って言うの挨拶、昔も聞いた様な気がする。
もう何もかもが微笑ましいよ。
「皆んな、何か質問はあるか?
今だったら聞くぞ!
何でも良いぞ!」
先生がそう言った時手を挙げた人がいたらしくその人に当てた。
「先生いくつですか?」
「先生は今年28だ!
若いだろ〜?」
そんな風に言いながらおちゃらける先生。
若い!
良いよ、良いよ!!!
若いって素晴らしい!
転生前の私より若いわ!
もぅ!
おばちゃんキュンとしちゃう♡
「あとは?
何かあるか?」
「先生彼女いますか?」
「いない」
それが本当なら嬉しいんですけどねぇ…。
先生だったらいても"いない"って答えそうだからなぁ…。
顔がまんざらでも無いハニカミ顔になってるのが証拠だろ。
嘘がつけないんですね…。
そう言う所も含めて好きです♡
これって"好きな人はいるの"って質問に似てるよね。
"いる"って言ってしまうと"え!?誰!?誰?誰?"などとずっと答えを催促され続けるのと同じである。
だから今後"その後彼女とはどうなった?"とか"彼女との馴れ初めは?""休みの日はデートしたのか?""もう××した!?"などと聞かれ続ける事になる。
そう考えたらこの場合生徒側の方がかなりのセクハラである。
いや…待てよ…?
立場的には先生の方が権力が上な訳だから"セクシャル"ではあるが"ハラスメント"は無いから、セクハラは不成立なのか…?
そう考えると法律もなかなかに難しいね。
いや、そもそも少年法があるからどちらにしても不成立だな。
うん…そう考えると中々に理不尽な世の中である。
まぁそれは置いておいたとして、大人にとってはどうでも良い事でも思春期真っ盛りの想像力が豊かな子達からしたら、人の恋愛話って未知の世界の事だから他人の話でも気になって仕方が無いと言うところなのだろう。
だから答えるのが面倒な人は、仮に恋人がいても"いない"って言っておいた方が今後楽で良いだろう。
それにしても、そっかぁ…。
居るのか…。
まぁ、ですよねぇ…って感じである。
優しいし、純粋そうだもん。
顔だって普通だしさ。
とは言え…やっぱりかなりショックだ。
まぁ…でもでも!
そもそも仮に居なかったとしても、自分なんか相手にしてもらえないって分かってはいたし。
全部予測通りじゃん。
だよね…そうだよね。
そしてその後"煙草は吸いますか"とか"コーヒーは飲みますか"だの"ギャンブルはしますか?"だとか。
色々な質問が出て来ては"吸わない""飲まない""しない"などと先生は答えた。
まるで禁欲生活を送っている出家僧の如くに。
あぁ…でも女がいる時点で禁欲はしていないと言う事になるのか。
「じゃあ時間的にそろそろだから最後にあと1つで終わりにしようと思うんだけど、何か聞きたいやついるか?」
過去Aには聞けなかった質問をしてみたくて私は勇気を出して挙手をしてみた。
「はい!
え〜…、相瀬…だったっけ?
どうぞ」
と目が悪いのか私の名札を目を細めて見ながら先生は私を指した。
「どうしても付き合わなければならないとしたら、15歳年上のオバさんと15歳年下の子供どっちがいいですか?」
「お前…際どいな。
どう言う発想だよ」
凄く困り顔をしながら先生は人差し指で頭をポリポリと掻いた。
そして教室で笑いが起こった。
そっか、面白かったか。
結構真面目な質問だったのに。
「はい!はい!
静かに!
他のクラスも授業やってんだから静かに!」
再び教室が静まった後先生は
「う〜ん…。
そうだなぁ…。
15歳年上だったら…28+15で…43…。
ゔ…ゔぅ…む…。
15歳年下だったら…13…?
お前らいくつよ?
え〜…そこの…」
と適当に当てられた男子が
「僕12歳です」
「12?
誕生日いつよ?」
「9月です」
「…てことは今年13か?」
「はい」
「……。
いや〜…そっか〜。
15下ってかなり下なんだな…」
そう言いながら先生は深いため息を漏らす。
「う〜ん…俺犯罪者になりたくないから15歳年上の方で…」
「なるほど。
犯罪にならなかったら幼女が良いと!
そう言う事なのですね!?」
私がそう言うと
「おま…!!!
な…何言ってんだ!?
先生はそう言う意味で言ったんじゃなくて…!」
顔を赤くしながら慌てて否定する先生。
愛らしい♡
「お…俺は別に年齢は関係無くてだな…!
…それよりも幼女って言う言い方やめなさい!
不健全だ!」
うわぁ〜…。
さっきの話とだいぶ矛盾してますよ。
さっき"43…。"とか"犯罪者になりたくないから"とか言ってたのはどこのどいつだい!?
アンタだょ♡
と未来Aで一時期大ヒットした"女王スミ子"と言う女芸人風に心の中でツッコミを入れる。
「…そもそもだな、女性の年齢の事を言ってはいけない!」
うん、そう言う事にしておくね♡
あんまりいじめると可哀想だから♡
もぅ♡
可愛いなぁ♡
「ほら!!
もう時間だから!
次の予定いくからな!」
そう言って先生はクラスで再び起こってる笑いを制止した。
「次はお前らの自己紹介だ!
廊下側から順に1人30秒から50秒くらいで適当で良いから何か自分の事言って行ってくれ!
始めるぞ!
じゃあ、スタート!」
と足早にスタートを半ば無理矢理に切る。
先ずは1番廊下側の席の男子の方から始まっていく。
それぞれ趣味は…とか好きな食べ物は…とか〇〇小学校から来ました、などと前の席の人の言った事に少しずつ追加して行っている感じだ。
私は何を言おうかな?
とは言っても周りの皆んなと同じ月並みな物しか思い浮かばないので、私も適当に好きなものなどを言う事にした。
5人目の男子が終わって私の番が回って来た。
皆んなと同じように席を立って自己紹介を始めた。
「相瀬雅です。
好きな食べ物は甘いものと酸っぱいもので、嫌いな食べ物はバナナです。
バナナは歯医者さんの麻酔の味に似ている上に、食感がヌメヌメしていて気持ち悪いからです。
だから私はお祭りに行っても絶対チョコバナナは食べません。
なので給食でバナナが出たら誰か貰って下さい。
以上です」
「お…おう…。
お前…本当…個性的だよな…」
腕組みをしながら笑いを堪えるかのように口元を緩ませながら先生が言う。
おぉ!
とりあえず私の印象は少し先生の中に残っただろうか?
だとしたらもの凄く嬉しい!
その後から段々と皆んなも好きなものだけで無く嫌いな物まで言う流れになって行った。
"嫌いな物は椎茸です。理由は単純で、美味しくないからです"とか"魚全般嫌いです"と言う人や、"野菜全般大抵嫌いです"と言う不健康そうな人もいた。
魚や椎茸は食べなくても良いとしても、野菜は食べた方がいいよ。
と心の中で呟きながら皆んなのプロフィールを聞いていた。
丁度全員まで行き渡った時チャイムが鳴り1時間目が終了となった。
なかなか笑い有りな感じでいいスタートを切れたのではないだろうか。
そう思ったのは束の間でこの時は自分の知らない水面下で、話が捻じ曲がって知れ渡っていることなど知る由も無かったのだった。
そしてそれを理由として、数日後トラブルに巻き込まれる事などは全く想像もつかなかったのであった。
―後日―
相変わらずまだ友人を作れていない私は休み時間中は暇を持て余していた。
する事が無く時間を持て余していた私は今後宿題になりそうな英文をノートに書き写したり、和訳を終わらせていたりしていた。
ただ何もせずにぼーっとしているのは何とも退屈な事だし、今後も塾と学校の両方の宿題に追われる事は明白なので、今のうちにやれる事は少しでも進めておくことにしようと思ったのだ。
そこへ
「あ…、あの人何か真面目に勉強してる」
「あの人自己紹介の時に何か面白そうな感じだったのに」
「あぁ…あの人ねぇ…」
などと話の全てを聞き取れた訳ではないが、ヒソヒソとあまり良い空気でない話をしているのが聞こえた。
空気的に嫌な予感がするので声の聞こえた方を見渡して音源を探す。
森脇さんがこちらを見ながら森脇さんの友人に耳打ちをしているのが目に入ったので声の出元は森脇さんなんだなと分かった。
その瞬間森脇さんと目が合ってしまった。
嫌だなぁ〜。
きっとさ、あの時詰め寄った事を根に持たれてるんだろうな。
あの人自己中だから。
でもさ、あれ以外の事は私何もしてないんだけどな。
そもそも関わらないようにしていたし。
さて何を言われている事やら。
今は何も分からないから何もしようが無いんだよな。
そう思いながら私は再び英文の書き写し作業に戻った。
するとこちらに歩いて来て、廊下に出る通りすがりに
「マジキモッ!」
「ウゼェ!」
「ムカつくから死ね!」
と私に聞こえるように当てつける森脇とその友人達。
う〜ん…これは今後マズイ予感しかしない。
さて、どうすべきか?
このまま放っておいて何も言わず無抵抗にしていると段々とこれがエスカレートして行く可能性が充分に高い。
過去Aで私はそれらを沢山経験して来ているのだからまず間違いないだろう。
だがしかし、何も聞かれてないのに友人でも無い人達にペチャクチャ自分から話に行くのもどうなのだろうか?
とは言え、ああいう人は絶対直接言いになんて来ないから、いつかは自分から何かしらを言いに行かなくてはならない羽目になるのだ。
直接言える程の度胸のある人だったら陰口なんか言わないだろうからね。
直接本人に言いに行く勇気すらない性根の小ちゃい人だからこそ陰でしかものを言えないのだから。




