表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/144

お年玉攻防作戦

 冬休みに入った。

 相変わらず毎年やる事は同じである。

 学校の宿題を早々に終わらせて塾の宿題もやり、冬季講習に出かけていく。


 元旦に親戚の人達からお年玉を頂く。

 金額の方は、まぁこんなもんだろうと思うくらいのごく平均的な金額である。


 お金にがめつい毒父は早速


「おい、お前今年はいくら貰ったのよ?」


 ここで少なめに報告したい所だったが、嘘をついてもバレるのでここは正直に言っておく。

 少しでも怪しまれると


 "誰からいくらずつ貰ったのか教えろ"


 とか


 "貰ったやつを全部見せろ"


 などと言ってくるからだ。

 毒父から考えても予想通りの金額辺りだと


 "まぁ小3だったらそんなもんだろうな"


 と納得させられれば特に咎められる事は無いだろうし、仮に見せろと言われても見せた上で、嘘は無かったと言う潔白を晴らすだけである。


 毒父は何やら古臭い小銭入れを引き出しの奥から出してきたかと思えば


「おい、これ俺の親父が海外旅行に行った時の釣り銭なんだけどよ。

 どうだ!?

 外国の硬貨だぞ、珍しいだろう?」


 …何を言い出すかと思えばくだらない。

 魂胆は見え見えである。

 要するにその珍しい硬貨とやらを(いく)らかで俺から買ってくれと言う事なのだろう。

 …絶対に嫌だ!

 私が無言で話を聞いていると


「ホラこれなんてアメリカの金だぞ!

 スゲェだろ!」


 得意気にUnited state of America One sent と書いてある硬貨を私に差し出してきて、


「こんな珍しい硬貨は中々無いんだぞ!

 どうだ!?

 俺からこれを5000円で買わねぇか!?」


 うっわぁ〜〜〜!!!

 絶対ナメてる!!

 おっさん、実際コレいくらの価値か知ってますか?

 日本円で言うならば1円相当ですね…。


 それを5000倍の値段で私に買えって!?

 やってる事が殆どヤ○ザだな。

 と言うか、5000倍って凄くないですか!?

 ヤ○ザもビックリだぜ!

 競馬の大穴じゃあるまいし。

 馬鹿も休み休み言って欲しいものである。


 どうしても交換して欲しいのなら50ドル札持って来なさい。

 それでやっと等価交換だ。

 ドル札なら銀行で両替も出来るしね♪

 …と言う本音は置いておいて、なるべく毒父の気分を刺激しないようにやんわり断らねばまたDVされかねない。


 さてどう断ろうか?

 私がその硬貨の価値を知ってるとなると、何故それを知っているのかと言う所を執拗に問い詰められそうだし。

 かと言って10数年後の未来にスマホで情報を見た事がありますだなんて言える訳がないし…。


 いつぞやか、アニメの買い物シーンで○○セントだよと言う台詞を聞いた時に何となく1セントは日本円でいくらなんだろう?

 と言う純粋な興味でスマホで情報を調べた事があったのであった。


 まさかその時の知識がこんな所で役に立つとは思わなかったが…。

 まぁ、その情報を知らなかったとしても訳の分からない物はどの道買わない派なんだが。

 色々考えた結果、


「う〜ん…日本で使えないお金を持ってもしょうがないし、要らないかな…」


 と控えめに答える事にした。


「じゃあこれはどうだ!?

 俺が昔使ってたこの時計、昔に買ったものだから今はもう売って無いんだぞ!?

 どうだ!?珍しいだろう!?」


 いや…そんな古臭い時計、もう時代に合ってないしデザインがダサいよね。

 要らないな、しかも既に自分の腕時計も持ってるし。

 しかも


 "昔使ってた"


 って事は、自分だって今じゃ使ってないんじゃん!

 そんなに凄いと思うのなら自分で使いなさい。


「いや〜…私は既に自分の時計があるしそれ気に入ってるから他のは今は要らないかな…」


「ふ〜ん…、お前じゃあ金何に使うのよ?」


 え…直ぐに使わなきゃダメな流れですか?

 使わずに取っておくと言う選択は無いんですかね?


「そうだなぁ〜友人とスキーとかに行って学校のスキー学習に向けての練習もしたいし…回数券もタダじゃないからそう言う時の為に今は残したいかなぁ…」


 思い付く限りの使い道はこんなものしか思い浮かばなかった。


「そんな、子供だけでスキーなんてダメだ」


 本当、あの手この手で何としてもお金をぼったくろうとするよね。

 毎年断る理由を探すこっちの身にもなって欲しいものだ。

 本当マジで毎年この時期になるとお年玉を守る為にハゲる思いである。


「じゃスキーは行かなかったとしても毎月500円しかお金を貰えないからこう言う時の貯蓄が無いと直ぐお金が足りなくなるんだよね」


「だから例えば何に使ってんのよ?」


 もうしつこいな…。


「おやつも食べたいしジュースも飲みたいし、可愛いノートやシャープペンだって欲しくなる時があるし。

 そう言う事に使いたいんだよなぁ」


「ふ〜ん…。

 飲んで食ってばっかりで無駄だな、お前。

 良いけどよ」


 お前の浪費癖の方がよっぽど無駄だーーー!!!

 どうせアンタギャンブルとお酒とタバコに使うんだろ?

 私の方がまだマシじゃん!

 お金を巻き上げる事に失敗した毒父はシラけた表情で


「したらいいや、分かったからもう行け行け!」


 手でシッシッの仕草をしてリビングから私を追い払う。

 ヤッタァ!!

 とりあえず今年のお年玉を守ると言う大仕事の第一関門は突破した!!

 解放感に満ち溢れる思いで自室に戻ると今度は毒姉がズカズカと部屋に上がり込んでくる。


「ちょっとちょっと…さっきさぁ可愛いノートとかペンが欲しいって言ってたでしょう?」


 はぁ!?


「私ならそう言うの持ってるよ。

 私から何か買わな〜い?

 私はあの人とは違うからふっかけたりはしないし、安くしておくよ?

 どう?」


 ウゼェ!!!

 何なのこの一家!?

 私もそのおかしな一家の一員なんだけどさ、一緒にされたくないわぁ〜。


 まず、身内に物を売るって言うのが個人的には理解が出来ない。

 それが何万もするような凄く高価な物ならまだ分かる。

 だけど100円やそこらの金額の物くらい身内ならタダで譲れよと思う派なんだよね、私。


 それが嫌なら最初から大事にしまっておくか自分で使いなさい、と私は思います。

 なので根本的にこの人達と私は考え方が合わないので、話していていつもとても疲れるんだよね。


 そんなに物を売りたいのならフリーマーケットで出店して他人に売れば良い。

 それかもしくは約10余年後にくらいにネットで販売したらいい。

 それなら全然おかしくないから。


 とりあえず毒父は控え目に言って置かないとDVをされる恐れがあったので凄く控えめに説得しましたが、あなたは別に怖くないのであなたには強めに出ますのでよろしくどうぞ。

 これもお年玉を守る為だ。

 仕方あるまい。


「とりあえずさぁ〜何があるか見てみてよ」


 嫌だ。

 興味はない。

 今の所文房具で不足しているものは無いし。

 まだ使える物があるのに新しいものを買うなんて無駄の極みだし。


「いや、いいよ。興味ない」


「見もしないで決めないで見て!

 ちょっと今持ってくるから!」


 鬱陶(うっとお)しい。

 本当、アンタ毒父にソックリだよ。

 いいって言ってるのにしつこいし。

 そもそも買いたくない人間に無理矢理勧めようって言うのがおかしいと思うんだよね。

 本人が要らないって言うなら無理に勧めないで本人の意思を尊重しろよ。


「ホラこれなんだけどさ…」


 とか言いながら毒姉が両手一杯に物を抱えて部屋に持ち込んで来る。

 そんなに物を売るのが好きなら将来営業マンなり売り子にでもなれば良い。

 本物の商売になれば私よりも強く断る人も多くいるだろうけど、今みたいにめげずに売るんだよ?

 あなたにピッタリだ!


「ホラこのノートハイリオのキャラクターのやつなんだけど、ハイリオだから大学ノートなんかと違って値段が高いんだけど、今なら負けておくよ!」


「キャラものってさぁ単に可愛いだけで高いだけじゃん。

 何で高いか知ってる?

 著作権による版権が高いだけでノートにコストがかかってる訳じゃないからね?

 別に特別に良い製品って訳じゃ無いんだよ?

 私は絵にお金かけるより安くて沢山書けるものの方が好きなんだよねぇ…。

 大学ノートみたいな。

 しかもそう言うの学校にも持って行けないしさぁ。

 非実用的過ぎ」


「…はんけん?こすと…???

 まぁいいや。

 じゃあこの鉛筆は!?」


 また今度はウィズミーですか?

 キャラもの好きだねぇ…。

 まぁこう言う人がいるからお店は儲かるんだろうけどさ。


「ん〜一本10円でなら買ってあげるよ♡」


 満面の笑みで答える私。

 ノーブランドの鉛筆で1ダース300円と税3%で売っていたのを見た事がある。

 大体一本25円くらいと言う相場。

 まぁ10円はちょっと値切り過ぎな自覚はある。

 でもお得じゃないのなら別に要らない訳だし。

 最低でも25円にはして貰えないのなら買う価値は無い。


 因みに余談だが私は学校でしか鉛筆を使わないようにしている。

 何故なら鉛筆はシャープペンに比べてコスパが悪いからだ。

 芯が無くなる度に削らなくてはならないし、削れる回数だって大凡決まってくる。

 つまり使える回数が有限であると言う事だ。

 しかも一本安くても25円…。

 鉛筆4本分でシャープペン1本と値段が相当する訳だ。


 シャープペンの芯も一度百数十円で買ってしまえば少なくとも数年は買わなくても良い程だ。

 やはりコスパに関してはシャープペンの方が断然上である。

 だが小学校では学校でのシャープペンの使用は禁止されている。

 よってやむなく私は学校では鉛筆を使用していると言う事だ。


 絶対に鉛筆を使用しなくてはならないと言う事から無くなり次第買い足さなくてはならないと言う事でもある。

 だから家でも無駄に鉛筆を使ってしまうとその分鉛筆の芯の減りが早くなってしまうので、なるべく買わずに済むように家ではコスパの良いシャープペンを使用していると言う状況だ。


「はぁ!?アンタふざけてんの!?

 これいくらしたと思ってんのよ!?」


 まぁ一本50円〜100円辺りが相場だろうね、キャラものだし。


「そんなに大事なものなら人に売らなきゃいい。

 自分で使いな?」


「これ一本80円もしたんだからね!」


 高っ!

 この人馬鹿?

 別にキャラ物を否定している訳ではない。

 ただ人に物を売りつけたがる程いつも金欠なのにもかかわらず何故わざわざ高い製品を買うのか?

 そう思うだけなのだ。

 高い製品はお金に余裕がある人が買う物だと思いますよ。


「じゃあ因みにいくらで売りつけようとしてたの?」


「…100円」


 ふっかけてんじゃん!!

 ふっかける気満々だったんじゃん!


 "私はあの人みたいにふっかけたりはしないし安くしておくよ"


 とか何とかって言ってなかったっけ?

 定価より高いとか、完全に詐欺だな。


「へぇ〜…。

 80円の物を100円で売るんだ?

 随分と高いね?」


 冷めた目をしながら私が言うと


「そんなのお店まで買いに行った手間賃が入ってるんだから当然でしょ!?

 買いに行くのだって大変だったんだからね!

 何さ!?

 文句あるの!?

 そんな事言うんだったらそこら辺のお店だって安い値段で仕入れて高く売って儲けてんだからズルいじゃん!」


 ビジネスと個人的な取り引きは違うと思うのだが…。

 普段勉強してない癖にそう言う知識だけは何故かあるよね、この人。

 しかもズルいと思うのなら買わなきゃ良いのに何故買うの?

 なんか色んな意味で不思議な人…。

 ツッコミどころが満載だが面倒くさいから何も言うまいね。

 とりあえず買いたくないので断固としてお断りしておきましょう。


「絶対買わないから自分で使いな!

 私キャラとかどうでもいいんだよね。

 ノーブランドでいいから安くてちゃんと使える物がいいんだよね。

 因みにノーブランドだったら1本25円くらいが相場だから最低でもそれと同じ相場じゃ無いと私絶対買わないからね?」


「じゃあいいわ!!

 死ね!!」


 逆ギレした毒姉はそう叫んで売りつけようとしていた物を早々に抱えて私の部屋のドアを蹴りつけながら勢いよく閉め、自室に退散していった。


 凄い自己中だな。

 いいって言うのにしつこく勧め、挙げ句買わなきゃ逆ギレ。

 脳みそ開けて中身を見てみたいものだ。

 そしてその数時間後、今度は毒母が私の部屋に。


「あら?

 あぁ、勉強してたの、偉いねぇ」


 だってする事が無いんだもん。

 部屋にはテレビも無いし、音楽を聴けるようなCDデッキも無いし、勿論未来Aで大抵読み尽くしている漫画などは一切買ってない。

 そう考えたら私の部屋って本当に何も無いよね。

 男の部屋より何も無いかも。

 辛うじて言うならば普段着を入れておく用の古臭い箪笥と毒姉のお下がりで貰ったベッドと机があるから、見る人が見たら


 "一応人が住んでるって言うのは分かる"


 とでも思われるくらいの部屋かもしれない。


「それよりアンタ、お年玉は?」


 …またか。

 本当マジでウザいの一言に尽きる。

 勉強していた事を褒めたのは建前で本来の目的はこちらの方だったのだろう。

 続け様に毒母がお年玉に食いついてくる。


「何?」


 私がそう返事をすると


「子供がそんなにお金を持ってたら危ないんだからママに預けなさい!」


 いや…浪費家のアンタの方がよっぽど危険だと思う。

 寧ろアンタには恐ろしくて預けられないわ!

 盗る気満々じゃん!


「いや〜、これは私のお年玉だから自分で管理する事にするわ。

 私が貰ったお金なんだから私が持っていても良いお金なんだし、当然の権利だと思う。

 だってお姉ちゃんだって毎年そうしてるんでしょ?

 じゃあ私も同じ条件で良いよね?」


 私がそう反論すると


「ママに預けた方がアンタのためなのに…したらいいわ。

 どうせアンタが持ってたら全部無駄な事に使ってあっという間に全部無くなるさ!

 後で後悔すれば良い!」


 毒母は冷めた口調で捨て台詞と共にドアを閉めて去っていった。

 あなたに預けた方がよっぽど後で後悔すると思う。

 どうせアンタ、酒飲んで煙草吸って美容品買うんだろ?

 そんなに美容したいんだったら煙草をやめたら良い。

 煙草は肌に悪いから。

 煙草やめるだけで随分肌も体調も改善すると思うよ。

 寧ろお金がかからなくて素晴らしいじゃないか!


 私は今後の対策を練ることにした。

 毎年家のおかしな人達があの手この手でお金を(むし)ろうと群がってくる為、何とかしてお金を隠す方法を考えた。


 手元に持っていては危ない。

 あの人達の見える所にお金を置いておいてはいけない。

 うちには詐欺師とヤ○ザがいるようなものなのだ。


 数日後私はこっそり通帳を作った。

 勿論一つの銀行だけではなく別の銀行の口座も作り、合計で2つ口座を持った。

 一つは本物でもう一つは探りを入れられた時用のダミーだ。

 勿論ダミーなので入ってる金額は5〜6000円程だ。

 この金額ならば仮に取られたとしてもまだ諦めがつく金額だし、この程度なら向こうもわざわざ取ろうとは思わない金額だろう。


 もしも


 "見せろ"


 と脅された時に通帳に何万も大金が入っていたとしたら、毒親に


 "子供がそんな大金を持っていちゃいけません!

 預かります!!!"


 とか言って問答無用で力づくで通帳ごと奪われた後、自分に甘い毒両親はそのお金で飲んで吸って美容してギャンブルしてあっという間にお金を溶かしてしまうんだろうな。

 それを問い詰めるだけ無駄で、開き直られた挙げ句の果てに


 "そもそも誰がやった金だと思ってんだ!?

 元々私達の金なんだからな!!"


 と逆ギレされ、こちらは泣き寝入りである。

 そして挙句の果てには


 "お前馬鹿だなぁ。

 さっさと金使っておかねぇからそんなめにあうのよ"


 などと(あわ)れまれる始末なのが目に浮かぶ。

 まるでお金を辛抱して使わなかった人が悪いかのような流れになる事がどうしても私は納得が出来ない。


 更に仮に毒姉に見つかった場合は


 "アイツ1人だけ金隠し持ってる!ズルい!"


 といつものごとくに毒親に報告。

 その後私がお金を奪われた所を見て陰でざまぁみろとほくそ笑んでいる顔が目に浮かぶほど分かりやすい行動パターンである。

 くだらない事に散財してる自分が悪くても逆恨み上等な性格だしね、あの人。


 アンタは良いよね。

 大した努力をしなくても無条件で第一子って言うだけで進学もさせてもらえてさ。

 本当世の中不公平だわ。


 少なくともこの家では誰も信用出来ないからこそ私はなるべく何も買わず、普段は自分にお金をかけずに節約してお金をせっせと貯めているのだ。

 未来で進学する為に。

 だが毒親にこんな話をしても無駄であろう。


 "そんな先の事ばっかり考えたって無意味だ"


 とか


 "心配しなくても学校へは行かせてやる"


 だとかその時の気分で簡単に物事を口にして、結果未来Aでは私は進学する道を選択する事すら出来なかったのだから。

 要するに計画性がない上に自分の言葉の責任も取れない無責任な人なのだ。


 だからこそ私は今こうして苦労をしているのだから。

 毒親に一般の常識やモラルは通用しない。

 だから毒親なのだから。


 私は本物の通帳を屋根裏に隠した。

 私の部屋の物置スペースの天井を少し持ち上げたら天井が浮いて断熱材が見えるのだ。

 その断熱材と天井の板の間に本物を隠した。

 ここなら探されたとしても恐らく見つかる事は無いだろう。

 いや、見つかっては困る!!!

 絶対見つけられる訳にはいかないんだ!!!

 私の未来がかかってるんだ!!!


 誰もが寝静まった真夜中にこっそり通帳とカードを隠す事に成功した。

 誰かに見られてしまっては全てが終わる。

 この家では誰一人信用してはいけないのだから。


 そしてダミーの方は机の1番上の引き出しに鍵をかけてしまってある。

 置き場所が順当な場所だけに誰もこれがダミーだとは思わないだろう。

 しかも鍵までかけて信憑性もバッチリだ。


 これからも毎年毒ファミリーとお年玉の攻防合戦が続く事であろう。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ