28 ゾルの戦陣、トMワ前哨戦
全ての励起する光があまねく等しく混ざらば白。
全ての反射する光があまねく等しく交じらば闇。
そして白にの闇が許されらば灰。灰の色こそ合なる極めの色。
目に映る狭間の世界は白より闇に少し沈む濃い密な靄に埋まり、その空が空でないことを主張する。
目の前の光景をしてそれをひとひらの絵とみるのか、それとも見える果てまでの奥行きのある空・・・空が風を孕む光景、大気満つる風景とみるのかしら。
しかるに大気感しかない光景もある。修辞するにも難儀な光景。普通なる人々、意識を置くを能わざる、そこ。
さようなら、普通なる私。
私はそこに至る。
私は、街道から外れ、狭間に回帰した。
境界には、衝撃面。
剥がれた心に纏う仮想の衣が祓々(はらはら)と、尾の後ろに散っていく。
「帰ってくるのだろうな」
問うともなくぼつりと声する巣長に、黙して返した微笑みは、
孤在の孵化の巣に送り込まれて副長にまで成り上がりの歳月は、
体を重ねる悦楽に成せた私の雛子らももう見守れない、名残惜しさは、
執着に、これが情愛かと溺れる日々は、
この世界には非常識が積層する味わいは、
喜悦から悲哀まで、思いの情は、およそ年十かけて慈しんだそれは、
妄執にも万感にも充ちる前に、尾の後ろに散っていく。
溢れる記憶は、詳らかな細部をなくして深淵の忘却にこぼれ落ちる。それが続く。空に融けて降る淡い雪のようだ、無常に儚く消えていく。それが続く。
それらよりさらに久しく、諸行の彼方に沈んで久しく、はじまりの日々の不揮発のはずの記録は、さらになお遠い。
大義を代理する、執行を続く。その、時の巡りは螺旋のよう。類似を繰り返し、幾たびも幾たびもくぐり、回り穿り深く嵌まろうとする。
私はあの雛子らを対に追いやり、番に仕立てあげ、障りがあろうが運命に出荷する務めを果たした。
刹那に利己に的に、そして突き放す。それを労苦の最小で、怠惰にすませたに違いなかった。それは時一の演技でも、そうでも、いつからか、いつもの様に、彼らにも鼻持ちならない私だっただろう。
務めのたび、繰り返しの離別。後ろから強く、強ばる尾を引かれる思いの繰り返し、喪失感は山塊のように積リ行く。思い入れるほどに重く被さり、重く重なり、私を敷いて苛む。そして疲れ果て重い女の私。面倒な女の私。いや。もういやだから。
巣長がやし様と通名で呼んだ古老らしきが雛子の対の先約者というのなら、性分がなにものでも、私と同類かもしれない。面する機会なくきたが、どうだろう、彼はどうだろう。彼ならどうなのだろう。
ここは靄のなか、ひとり内省を引きずる私、孤独に感傷を嘗める甘い誘い・・・
残り少しの間、甘えてよう、そうして落ちよう。心のうちに空いた隙間を涸れ尽きた涙で満たそう。もうほんの少しの間そうしよう・・・私は疲れていて・・・どこか壊れていて・・・
不揮発の深層記憶に、先の任務の要約が最表の薄い膜となって降りた。それに年十の歳月の澱は、過ぎた余剰は、膨大は、祓われていた。心魂も担う身体もそれに応じ回生する。朝、意識を取りもどした人が、たとへ変わろうと以前の自分と同じ自分と思い、再び日一の繰り返しを始めるに似る様に。
相似な繰り返しにはほどがない。
魔法の塔に集う者、番わず歳三十でみな魔法者に格上げされるという風聞が本当のことらしいと知ったのはとうに手遅れになったあとだった。
魔法の塔で自分の資質を育ててもいつになったら魔法者に達せるというのか、その自分程度という自覚で、それは歳三十前では絶対になく、歳四十まで、いや歳五十でもなせるかどうか。下師という階位に手がとどくことなく下積みを続けなければならないだろう、それよりは生まれ育った孵化の巣の務めを続ける方がまし、そう、思った。
結界だけはなぜか初めからなじみ良くてすぐに上達し、それを維持しづづけるのが役目だった。人外の脅威が跳梁し跋扈する辺境では、それで重用され、日の照る立場の職務の日々だった。
ほかの魔法は片鱗程度で、年五、年十たっても、年十五たってもさほどのびなかった。そして年二十たち、婀娜艶香も盛りを終えるおり、殆ど結界の維持だけで遅い満期がきた。
ある宵だった。魔法素養のない年長牡雛の手ほどきの床、魔法者の覚醒が突如降臨した。
結界の魔法はその時階梯3、ほかの片鱗も階梯1程度には萌芽した。もうすぐ歳五十、もう温い卵を産むこともないのに、今更、魔法者になってそれに何の意味があろう。
相似な繰り返しにはほどがない。その中で階梯を上げていた。そして遅かった、ただ遅すぎた。
私を貫く女陰走る若い精を受けたのは薹が立つ卵宮だった。
何年も前にわかっていた筈なのに、女魔法者の資質を継ぐ有精の卵は、すでに私にはのぞめないのに。
昼中の井の中の魔法者は、夜には求めても求めてものぞみがない足りない欠落に切なくこがれる姥桜に化けた。
深情けも後ろめたい、暗い詰みの肉の悦楽に駆り立てられる虜になった、大義が、神託が、ついに私からそれを取り上げて、仕立て直されて、素では老いた心魂に、そぐわない老いの抜かれた体が甘く薫るその回初までは・・・
・・・、今になって遠い古い記憶までとどく、思いだそうともとどかないできた記憶まで意識がとどく、なぜ? 特別な回想、走馬灯? これから終わりにできる任務なのか。
そうなら、相似な繰り返しのほども、上塗られる傷からも・・・暇乞い、できる・・・私ののぞみの愛しい卵らも十分かなえ・・・・・・
人二の表向き秘密な関係が露見し、衆目を集めうることまでして呼び出すとは、悪態をついてすませられる程度のはずがない。「で、どれほどの急用なのかしら」と問う前に答えがきた。
「大変だ、灰の魔法の塔への街山道が峠がゾルで閉鎖されていた、帝国のでこちらに流れ下ってくる」
息を急いて急を告げる男の問いが続いた。
「共和領は帝国になにをした、領主の手が帝国の飛竜騎手大尉と馬竜に同乗しているのを見たが、どういうことだ」
「怪我で気喪の大尉様なら、領主の間の方だわ。それがどうしたの。タrア様kミエ様rウ様が容態を見ておられるし、自己治癒中らしく、意識の回復待ちと聞いているわ」
「そちらが帝国に反旗を翻したということは無いのか、今朝から塔との通信が絶たれている、塔のサーバーの不具合か、それとも夜の分限に憑かれてしまったかと思ったが、峠の休石に仕掛けた中継器が帝国ゾルにやられたのは確実だ」
「落ち着いて、帝国ゾルって言われてもわからないわ、藪から棒に何の事よ」
「ここの領界線沿いのゾル誘導餌封入瓶の埋没列のことをそちらはつかんでなかったのか」
「少なくとも私は知らないわよ」
「それが全周臨界なら、飛べて逃れられるもの以外にのぞみはない。飛竜種保有を許されぬ共和領は無尾の土鉱もろとも、浄化される」
「浄化って?」
「ゾルに取り込まれて封じられる。帝国の兵器スライムの群体、通り名で兵器ゾル、貪食暴威の風聞くらい知っているだろう」
「まさかスライムモルドの捕縛地獄!、まさかそれがそんな」
「わかったら至急、領主殿に伝えてくれ、西方街道と河道の方を確かめる必要がある」
「わっ、わかったわ、土鉱の伝手の方にも知らせを送るけど、ほんとに本当のことなのね」
「ああ、魔法者の俺にも手も足も出ない逃げ出すしかないが、大尉で止められず、逃げきれないなら、お前といたい」
「・・・ふっ、信じるわ、本気にさせてもらうわ」
それが今だとは、破局の思いもかけぬ急襲だったが、もちろん当然のこと、それに打ちのめされるわけにはいかなかった。
「ねえkミエ、この土鉱の地に封されたおりに検討を重ねた範囲の内のことだし、報告が本当だとしても我らが滅せられることを許すつもりはないわ」
タrアはそう口にしたものの、kミエの配下が至急で上げてきた灰の魔法の塔の連絡官からの急報は、これより下なしの最悪を告げるものだった。
『帝国の苛烈な仕置きとはいったけれど、言葉のあやの言い過ぎなのに、どうしてこんなとんでもない事態なの。どうか誤報であって欲しいわ』
「どうしよう、わたしのせい、わたしのせいで」
「kミエは領軍に東の山街道と西方街道と河道に偵察を出すように至急手配をして」
「タrアどうしよう、どうしよう、私のせいで、私のせいで」
「kミエ、呆けてないでききなさい、kミエ、このままだと領民はみな、私たちもrウもおしまいになるのよ。kミエ、rウがそうなってもいいの。貴方もいっぱしの魔女でしょう、なら浮き足だってないで、領の手としてこの状況の相手をしてみせなさい」
「kミエしゃま、おば・・おねえしゃん、がんばなのでしゅ。いくらひじょうなていこくの、しったいかくしにしても、へんでしゅ」
「そうね、rウの言うとおりだわ、この大尉程度がからみの威信で領一全損とは、帳尻があわない。通報者の誤認か思い込みの可能性もあるわ」
「おにいしゃんはたいいていどじゃないでしゅ、rウにもみんなにも、しゅごいおにいしゃんなのでしゅ」
「rウはすごいおにいさんのお相手して、気喪の大尉の心魂に没入してうまく現状について語りかけて、なんとか止める手立てをさぐって。私は土鉱の方にあたるわ」
「貴方、尾ひさかたぶり、つつがなくしてるかしら」
「お前の方から直通話してくるとは、どうだ、俺と家を起こす気になったのか」
「それはお互いに帝国から最低の爵位もいただけない立場だから無理。無尾の長の貴方と異端の長の私では政治的に災害なのはご存知でしょうに」
「なら、あれのことか」
「領境界から、帝国の群体スライムの河が、兵器ゾルが溢れてくるわ・・・それは本当のことなのね、それを知っていて、随分と余裕・・・なにか手立てがあるような態度かしら」
「もともと、あれは帝国が我らの脅威を封じるために、かなわぬ少数者の我らがそれを許して、我らが巧みが自ら設置をした大深度地下配置列だからな」
「その話しをするのは初めてだわね。貴方達のことだから何か仕込みがあるのでしょう」
「なぜいま稼動させたのか帝国の思惑はわからんが、帝国の仕様どおりには機能していないことはわかる」
「へえー、そういうふうな仕掛けを仕込んだの。でもこのままでは私と貴方の可愛いrウも吞まれてしまうわよ」
「我らはガラス化した坑道にこもる。ガラスとて全く喰われないわけではないが、対ゾルの基地にはなる。トMワには町家を連ねる偽装の隠し防塞があるだろう」
「まあ、よくご存知ね」
「その外表を焼いて融かせ。地下の浸透のほうはこちらで何とかしてやる。それでもだめなら」
「それでもだめなら、何よ」
「土鉱は帝国に見切りをつける。共和もこれで帝国から離れる覚悟あるなら、助けないでもない。お前が知る以上に下の方で密かに我らはつるんでくんずほぐれずの関係かもしれないぞ」
「それって、先住の貴方達の頭から末尾まで私の民と共和するにやぶさかでないと言うことかしら」
「味方がない同士だからな。我らの新世代にも有尾の魔法者に負けぬ資質のものもでてきているぞ。それにこうなってしまってはすぐにもわかるだろうが、足もとで既成事実を先行させてもらった。そちらは資材を惜しまず防塞表をガラスで覆え。あそこの石壁は高熱に曝せばそうなる、時間との勝負になろう、急げ」
「頼りになる言に感謝しておくわ、ありがとう。あとがあったら、そうね、ふたりだけで会ってもいわ。隠し事のない親密をいただけるかしら、貴方」
「ふん」
土鉱との会談で方針が決まった。
タrアは領民を動員して町家防壁の防蝕処理を急ぎ、rウは大尉の覚醒を促してそこより事態の打開の方法を探る。kミエはゾルの群体相手の戦闘にかかわり、それは最大脅威の最寄りから相手とする。
町を出るまでもなかった。家並みの間からも見え隠れする東の峰の稜線は、誰の目にも朝日のまばゆい逆光のなかにもいつものようではない色合いを帯びて見えていた。
そこでは変形し増殖を繰り返すゾルの群体が地質の奥底より途切れなることなく湧き出て、晴れ行く天の半球に向かい合っていた。
青をのぞく全ての色を纏うとも、少し遠くより窺えばなべて青を纏う。
それが水を纏う空の気の色。それも水濃くなれば彩は引いて全ては灰の色に落ちる。
青は発色しない群体も例外でなく、朝日に融けた靄の多湿の空の、青に偏移した灰色の支配を受けていた。
それは光速に準拠の魔力で探り、脳の視覚野に映して視るものには、特別に加速と判別をようするものだった。
それが見渡す限りにおさまらない規模となれば、動揺の揺さぶりは平静におさまりがたく、魔法に長けるものには、まだ距離があろうと視野いっぱいに今にも襲来寸前の脅威に見えた。
『そして最も近いそこからの恐るべき前線がもっとも早くトMワに到達するのだわ』
kミエは出陣の檄を飛ばす自分を見つめていた。
「兵士諸君。
親愛なる共和の兵士諸君。
今、我らは存亡の危機にある。
帝国はかって我らの存在を許すとして
この地に、土鉱の居留地に放逐した。
我らはそれに従い、
ここに集い、町をトMワの町を成した。
時一の安寧を得、卵を産み雛子を育て、
土鉱の民とも和合し、
我らは帝国に認められ、確たる領に成り上がることを
夢想した。
だが今、それはかなわぬ偽りと判明した。
帝国は初めから裏切り、
土鉱の民ともども我らに終末の時を迎えさせようと
用意していたのだ。
領境界より帝国の最終兵器がひとつ、ゾルの群体が押しよせ、
我らを餌食にせんと、包囲の輪を絞めている。
我らを容赦なく殲滅せんとしている。
我らはなすすべもないのか。
このままゾルの喰海に呑み込まれるしかないのか。
否!
兵士諸君。
決してそんな非道を許すわけにはいかない、
諸君の誰もそんな非道を決して許しはしない。
土鉱の民とともにたち、トMワを守り抜く。
今、この瞬間に共和の民は帝国の年百、いや年千の宿敵となろう。
その礎の諸君。
誇りをかけ、トMワを守り抜くのだ」
『ごめんなさい、貴方方、本当にごめんなさい。わたしは、わたしは、とんでもない切っ掛けになってしまった。貴方方だけを捧げはしないわ』
kミエと十分にはほど遠い数の領兵は、壁焼きのタrアの魔法大火災と、内への延焼防止に懸命な人々の喧噪と混乱を背に、会敵に向け山街道の登り口へ急いだ。
「 、、、皆も知るようにわたしは領の手ですが、、、それは戦争にあたる職務ではありません。指揮官、貴方が専任です」
「我らは寡兵、そして敵は強大。状況は最高です。
ひとつ案があります。
敵、ゾルは水の行のごとく峡谷を流れ下ってくるでしょう。
平野に出る前に函門の岩壁があります。狭路となっているそこを爆破して堰としましょう。
最たる魔女のおひとりのkミエ様にはその野戦阻塞構築の助けを成していただき、しかる後、容易には越えられぬよう上の方の始末をお願いします。
それでもあふれ、また浸み出ようとするものは、我らが尽き果てるまで、遅滞させてみせましょう」
兵たちは指揮官の命令に従い、巨大な岩壁の基部に群がり幾つもの穴を穿ち、幾つもの擲弾を充填していった。
落石覚悟の作業が続く中、遅滞戦闘に向かっていた部隊の戦闘音が次第に近づいた。ついにその後ろ姿が見えるにいたり、工作の終了が宣言された。そして数を減らした先攻部隊を援護し、ともに函門の外に全力で後退した。
「今です。kミエ様の最強を、同時起爆の最高をお願いします」
指揮官の指示を解して、kミエはそののぞみにかなう最大魔力を飛ばした。
待避、耳をふさげの怒号が上がる中、岩壁の基部はにわかに灼熱を放ち、全ての爆裂薬はその導火線と同時に閃光を発した。
瞬一の後、粉塵をまとい、基部の爆発の中に崩落し、のまれていく巨大な岩壁の表。
それでいっきに爆風がいや増し、いや増した爆音の速度でいっきに噴出し、伏せた、或いは逃げ遅れ薙ぎ倒された兵士らの上を駈け抜けた。
kミエひとりが魔力でそれに抗し、それ以後も決して熱を絶やすことはなかった。
「集合、集合、各隊、列を整えよ、炎槍を尾こせ」
視界も十分には晴れぬ間に、岩の散弾に討たれ動けぬものには果たせぬ号令が飛び交っていた。
岩を大地を熱く焼く焦土戦が始まった。
養生が皆無の不安定極まる即席の阻塞のもとに駆け寄り、岩塊の隙間という隙間にじりじりと火照る赤い鋭利な槍先を突き立て保持する兵士達。
上はkミエが魔女を自負する固有魔力で、基部の方は炎槍の数で、阻塞が焼かれた。
ゾルといえども肉塊の類、常温からはずれるほど容易に流動性を失い固体化する。無力化される。氷気や熱気にも無敵と言うわけではない。
流れる無数の青い煙の筋。たちこむ異肉を焼く臭い。
指揮官の持久の遅滞戦術は時間1を越えて正しさを証明し続けた、ゾルに怯みの教訓を与え続けた。
そして破局。それは唐突で凄まじいものだった。
地形がゾルの群体前線の迂回を許すか持久が尽きるか以前に、阻塞が急造の堰ゆえの強度の限界が来た。受け溜め続けられた上流側の質量の暴虐が勝利の咆哮を上げた。
青煙に白煙の混じりが増え、ついに貫通の小爆発、その契機ひとつで時瞬に下流に向け全面崩壊する阻塞。尖る岩塊と焼かれたゾル塊の火砕爆砕の乱舞の怒涛のなかにも、焼かれぬゾルの飛び散りが悲鳴を上げる間も与えず生きとし生けるものすべてを逃さず呑み込んでいった。
ゾルの群体、スライムモルドの塊は甘い喰の愛を囁くのにひどくいそがしかった。
腰痛対策その1のフルスペックのアー口ンチェアは、
来るまでに何度ものヤフー予約トラブルに手間取らされ、
投稿PCは、メモリ不良が進行して再インストールに追い込まれ、
腰痛対策その2のサー田マットレスはさほど効果なしと判明し、
ついに元旦は高熱で寝込み、
2日は連れが発熱し、そして連れの車もエンジン警告灯の謎の突然点灯でだんまりを決め込み、
そして3日には午前2時から緊急の仕事呼び出し。
ふと凍る夜空を仰げば見事なオリオン座の四角、
その一角をなす赤火星、
427年昔からの光のお年賀、ペテルギウス星は今だ未爆。
すばらしい、状況は最高だ。




