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ヘレナの海賊に占領された城を奪還だ!

その時を狙い済ましたかのように、ヘレナの海賊たちは城まで攻め込んできた。警備は手薄。あっという間に城は占領されてしまった。


ヘレナの海賊の首領は、なんと女だった。その名はレイラといった。


城の名はグレート・ヘレナ城といった。グレート・ヘレナ城はヘレナの海賊たちによって占領され、国王カルメン1世をはじめ、その側近の者たちは縄で縛られ、王座には首領のレイラが座っていた。そのレイラの御前に連れてこられた、カルメン1世と側近の者たち。


カルメン1世は、レイラをにらみつけるように、見ていた。


「お前たちの目的は何だ。この国か。」


カルメン1世からの問いかけに、レイラは不敵な笑みをうかべ、答える。


「ふん、海賊に国なんていらないわ。」

「ではなぜ…。お前たちは確か、カルザス帝国と結託していたのではなかったのか?」

「ああ、カルザス帝国ね。確かあそこの国は、暗黒竜ファブニールが復活したとかいって、滅ぼされたみたいね。」

「なに…?」


そしてレイラは真意を語る。


「要するに、カルザスだろうが、ファブニールだろうが、私たちヘレナの海賊にとっては、力の強い者に取り入ることさえできれば、どこでもいいってことよ。」


ヘレナの海賊の首領の考えとは、そういうものかと悟ったカルメン1世。

その、レイラの主張を聞いたカルメン1世は、引き続き語る。


「お前たちは…。お前たちはこの国を、カルザスにでも売り渡そうと考えていたが、カルザスがファブニールに滅ぼされたということを知って、今度はファブニールの方にくら替えし、

この国はファブニールに売り渡した方が得策と考え、あわよくばその支配下におさまり、延命をはかるという、そういうことなのだな。」

「そのとおり。ようやくわかってくれた?」

レイラはまた不敵な笑みを浮かべた。



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