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nameキヨラ 共通シナリオ


『かみさまおねがいします。私をパパママのところへつれていってください』


“なぜだ”


『えいくんがわたしのかわりにケガしておばさんおこってる。いきてるのがくるしいの。そのかわりにえいくんの足を治してください』


“よかろう――本当に生きるのが辛いならば――”


『叶えてくれるの?』


“そなたがもう一度私を呼ぶならば――”


■■



「ばいばい~」

「うん……」


――むかし私のせいで取り返しのない怪我をさせてしまった人がいる。


『……くん!……くん!』

『きよらちゃんにケガがなくてよかった……』


それ以来会わせる顔がなくて看護師に見舞い品を渡すしかできていない。

あれから10年経ってしまったし、明日こそは彼のお見舞いにいこう。


放課後になり、クラスメイト達が下校する中で私はまだ学校に残っていた。


「キヨラちゃんっていつも帰り遅いね」


誰かと思いながら後ろへ振り向くと、担任教師の朝月イノイが立っていた。

ハーフでフワリとした金髪、優しい先生は女子生徒から人気。

もちろん私も良い先生だと思っている。


「すみません規則違反だったなら、もう帰ります!」

「まあ規則を言うなら6時までなら大丈夫だけど冬は帰り道が暗いからね」


ああ拐われるとか暴漢の心配をしてくれているのか、でも家に帰りたくないな。


「そうですね」

「ああたしか君の家は神社だったし、ご両親が心配するんじゃないかな」


両親は早くに死んでしまい。

叔母や保護者みたいになっているハトコがたまに観察にくる実質一人暮らしなのだが面倒だし黙っていよう。


「先生さよなら!」

「はい、さようなら」


■■


「ただいま」


ポストには手紙、玄関には小包がおいてあったので後で確認しよう。


よし、誰も来ていないようね。


◆着替はすんだし、これからなにをしよう。


【小包を開ける】

【手紙】

【見舞い】

【買い物】

【食事にする】

【神社へ】

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