表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

【柊茅】柊榛 ①やんちゃな弟


「姉ちゃん?おーい姉ちゃん!」

ソファでうたた寝をしていると、弟が私呼んでいた。


「ふあーあ……もう、なんなの……?」

あくびをしながら、ヨウケンを聞く。


「なんなの……? じゃないだろー 今何時だと思ってんの?」

弟は時計を指さし、ため息をつく。


「私五分くらいしか寝てないでしょ、まだ9時で……」

―――時計の針は1時をさしていた。


「今日が休日だからいいとして、明日からまた学校なんだけどなー」


記憶が曖昧で、今の状況を把握できない。

私は何者なのかもよくわからない。

だけどそれを悟られたら、だめなんだってことはわかる。


「マジで!?カレンダー見せて!」

うたた寝をしていたのに弟はたいして驚いていない。

ということは、私は普段からボケっとした姉なんだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ