マスターとか健二殿とかソフィーとか
何日か経ったり、もう部活が始まる4月に入ったり昨日めんどくさい、
なんとか式が終わって、今日から普通授業だったりする。
おまけに今から部活だったりもする。
謎の人 「管チャーン。」
管田光喜「おっマスター。」
マスター 本名は、菊中勇汰知識人でもあるものの、たまに「おかま」のようなしぐさと、無駄に高いテンションが傷だ。
おれと同じ卓球部で、頭脳プレーと集中力が光る選手でもある。
お勉強もできるので、なかなか都会のうちの学校でも順位は一桁らしい。
マスター「今日から部活だよ管ちゃん。」
ちなみにみんな僕のことを管ちゃんと呼ぶ。
部活なので練習場に向かいながらしゃべる。
管ちゃん「まじか、ラケット家にある。」
マスター「なら三番目はもらったな。」
卓球の団体戦は六人一組で、
一番目は「一番強い人」
二番目は「二番目に強い人」
と順に並んでいく。ちなみに五、六番目はダブルスを組む。
僕たちの部は二年生がいないので
結果的に今現在このマスターと僕とで三番四番を争っている。
しかしそんなことには興味があまりないので、
周りの風景を楽しんだ。
教室もいつもと変わらない。
それに空が青くて今日も平和でいい日だ。
とか何とか思っていると・・・
すごいオーラがやってきた。里田健二。
中学校総合体育大会にもこのチームで唯一出た一年生なので飛びぬけた存在だが、
とにかく普通な人物。しかし運動神経はすごい。
健二殿「ソフィーそろそろ始めようか。」
奥から無口な奴が来た。
奥村ソフィネス勇次。通称ソフィー。前回の中総体には控えで登録されてた。
この現時点ツートップが来たことによって順位決めの決戦が始まった。