『源信、金峰山の歌占を速記すること』速記談3025
恵心僧都が、金峰山に本物の巫女がいる、と聞いて、伴の者も連れず、お一人で向かわれた。巫女に会って、私の心の中の願いを占ってほしい、と伝えると、占いを歌にした歌占を詠んだので、恵心僧都自身で速記に書きとめた。
極楽浄土は十万億土の向こうにあり、幾つもの海と山を隔てて遠いところにあるけれども、心の道がまっすぐであったならば、仏道修行に努力してたどり着けるはずだ
という心ばえの歌占であった。恵心僧都は、感涙にむせびながら帰ったという。
教訓:速記の道も、まっすぐに練習していけば、必ず目指すところに到達できるものである。