思いは[火の鳥が蘇らなかったら…]に
喜寿の歳になったときに思ったのは、「経験に基づく今の知識・情報を持って当時に蘇り人生をやり直すことができたなら、もう少しマシな生き方ができた筈。自分は無理だけれども、これを他人様に伝えてより良い人生をおくってもらえれば、自分の経験は無駄にはならない」ということ。
そこで、小説を書くことにした。
最初に書き始めたのが、個人としての生きざまに係る内容を記した[人生の目的]。
その後、並行して、社会の在り方に係る内容を記した[敗戦革命]を書き始めた。これは、報道機関が社会に及ぼす悪影響の大きさに気付く人々が増えてほしいという思いを文章化したもの。
小説を書き始めてから一年半後に、安倍晋三元総理が暗殺された。「日本民族が、不死鳥のように蘇り続けることができるのかどうか、分からなくなってしまった」という思いから[火の鳥が蘇らなかったら…]を書き始めた。
[人生の目的]と[敗戦革命]は、完結させた。
傘寿の歳になって、身体機能、体力、知力等の衰えを痛感することが多くなった。老いて尚生きる意味を考えて試ようと、[生き恥甘受]を書き始めた。
その頃、テレビ、新聞、雑誌等が、斎藤元彦兵庫県知事を罵倒するような騒動を起こした。所謂、パワハラ、おねだり、公益通報者保護法違反について、連日、報道し始めたのだが、報道内容は余りにも異様だった。
斎藤元彦氏について「鋼のメンタル」と恰もサイコパスのように非難する向きがあったが、それは違うと否定する必要を感じたので[しがらみの政治屋vs.奇跡の政治家]を書き始めた。
その年の11月に、斎藤元彦氏が奇跡的とも言える再選劇を果たした後、憤懣やるかたない報道陣が、性懲りも無く、記者会見で知事尋問劇を続けたが、多くの県民は羽織ゴロ的醜態を冷ややかに眺める有様だった。
この件に関する世間の関心も薄れてきたので、この小説を完結し、報道関係に係る思いは、[火の鳥が蘇らなかったら…]で書き記そうと思う。
(完)




