愛は愛とて何になる
いつも書き出しが問題なんだ。なにを書くかなんて決めていないから、スタートでいきなりつまづいてしまう。ただ考えたっていい書き出しなんて思いつくわけがないし、いい書き出しってなによ。もうしょうがないから、こんな感じでぬるっと入っていく。そういう意味では書き出しは人生と似ている。どういう意味かは各自で考えてほしい。人それぞれひとつの人生ってやつがあるんだろう。おれの人生は書き出しと似ているんだよ。それでいいじゃないか。おれは誰の人生も否定しないよ。人格は悪しざまに罵るかもしれないけどね。悪口も陰口も言いたい放題だよ。ストレス発散とかじゃないの。思ってることを言ってしまうんだよ。これはちょっと言ったらまずいかなってことも、まあ大丈夫だろうって通すわけ。前に職場かなんかで、陰口を言うと魂のレベルが下がるだのって言ってるヤツがいて、呆れたことがある。元々おまえの魂のレベルなんてたかが知れてるんだから、いまさら少し下がったからなんだってんだよ。そう言ったら、ムッとして黙っちゃったけどね。あとなんかさ、陰口を言う人はどこかで必ず陰口を言われている、みたいなこと言うやついるけどさ。それがどうしたのって感じだよね。陰口っておれに伝わってこないから陰口なんだろう。そんなもん気にしたってしょうがないじゃない。それにおれみたいなやつが陰口を叩かれないわけがないでしょう。むしろどんな陰口を言われてるのか聞いてみたいくらいだよ。おれってどういうところが嫌がられているのかなってすごく興味ある。なんとなく想像はつくんだけど、こういうのって自分の予想どおりにはいかないものじゃないですか。他人の考えてることってやっぱりわからないから。そこかよ! って思うような陰口を言われているような気がする。いいんだよ、陰口くらいバンバン言えって。そんなもん論評の範囲内じゃないですか。
血液型ってすごいよね。かなりの割合の人間が信じてる。A型は几帳面で、O型はおおらかで、みたいな感じ。星座占いとかも、あまりにも乱暴でアホらしいけど、でもあれはあくまでも占いじゃん。個人の運勢でしょう。別に信じてようが、おれが迷惑被るわけじゃないのよ。勝手に信じてどうぞで済む話なんだけど、血液型は人間性にまで口出ししてくるから厄介なのよ。おれなんてB型だから、小さいころから謂れなき中傷を一身に受けてきたからね。親からすら食らうんだから、たまったもんじゃないよ。あんな大雑把なカテゴライズ、誰だって当てはまるだろうって。おれにだって几帳面なところもあるし、おおらかな部分だってあるよ。で、血液型って聞かれる機会がまああるじゃないですか。会話の取っかかりだかなんだか知らないけどさ。血液型を聞いてくるって時点で、そいつは血液型信者じゃん? もう、面倒くさいのよ、その時点で。予想つくから。どういう反応が返ってくるのか。B型って言うじゃん、正直に。そうすると、ああ~わかる、って勝手に納得するヤツと、ええっ意外~、って勝手に驚くヤツの2パターン。それしかないからマジで。で、酷いヤツだと、わたしB型だけはダメなんだよねとか言い出すの。ふざけんなよ、おれはおまえになにもしてねえだろうがって思うよね。さすがに最近はそこまでの馬鹿は見なくなったけど、ちょっと前までは結構いたから。ああいうの、マジでムカつくからね。だってこっちにはどうしようもないんだもん。いま思ったけど、これって構造は人種、性別、国籍、身体的障害とかのいわゆる差別と一緒だよね。自分じゃどうにもできないことで、勝手に嫌がられるってやっぱり納得いかないっすよマジで。だからまあ、B型だけは相性悪いとかさ、まあ何型でもいいけど、血液型で相性が云々を言うヤツって基本的に馬鹿だよね。ちょっと考えればわかるじゃん。そんなもん人間性とはなにも関係ないって。まあでも血液型信者はこんな風に言ったって、聞く耳持たないからな。いや、でも血液型はマジで関係あるから、なんて真顔で言ってくるからね。救えねえよ。ファック・ザ・ブラッドタイプレイシスト。くたばれ。
こういう風に過去の断片を拾い集めて、むりやり文章として仕立て上げているのだけど、仕立て上げている? 果たして本当に仕立て上げられているのだろうか。砕けた口語体で書いたものが文章として仕立て上げられていると? どうした、どうした。急になんだってんだ。そりゃ砕けてようが粉になってようが文章は文章ですよ。麦畑の小説読んだことないのか? あー、題名も作者もど忘れ。アメリカの。学校やめたヤツの小説。なんだっけ。超絶有名なやつ。麦畑まで追いかけて、とかそんな感じの。もうおれダメじゃね? 記憶が。固有名詞が。上手く引き出せないの。まあいいや。あ。ライ麦畑でつかまえて。これですよ、思い出した。サリンジャーね、サリンジャー。まあおれ最後まで読んでないんだけどさ。寮でごっついヤツと喧嘩したのは覚えてる。そのあと女が欲しくなって、たまたま会った同級生のお母さんかなんかを口説こうとして、軽くあしらわれちゃうんだよね、確か。で、バーで飲んでる女の子を引っかけようとして、見事に失敗したりする。なんだよ、ちゃんと覚えてるじゃない。びっくりさせないでよ。でも胸にくるのは、あの主人公の一連の行動のダサさだよね。酒の勢いで女をコマそうとするんだけど、とにかく相手にされないのよ。ケツの青さを見透かされちゃってるんだよね。わかる。わかるよ~。おれにだってそんな夜がたくさんあったよ。具体的なエピソードとしての記憶は無くなってるけど、惨めな感情はすぐにでも取り出せるところにしまってある。ケツの青いガキのダサさと惨めさは万国共通なんだなって思ったよね。そりゃ若者に共感されるって。なぜかおれは最後まで読んでいないんだけどさ。それでもこれだけ覚えているんだから、普通に刺さってるんだよね。最後まで読んでいないけど。飽きちゃったのかな。よくわからないね。すごい昔の話だから。
やっぱりディアブロ2なのよ。急にハクスラやりたくなって、タイタンクエスト起動しようとしたら、ポンコツXboxがクラッシュしちゃってさ。もうしょうがないから、Switchでディアブロ2のリマスターやり始めたんだけどさ。おもしろいなんてもんじゃないね。クソおもしろい。20年以上まえのゲームですよ。それなのに、もう輝いちゃってるんだから。ディアブロ4なんて目じゃねえよ。ディアブロ3もなんかつまらなかったし。やっぱりディアブロ2なんですよ。全クラス同時進行で進めているんだけど、いまのところ一番おもしろいのはドルイドかな。変身しないドルイド。おれ変身するスキル嫌いなんだよ。見た目が変わるの嫌なんだよね。炎の球をごろごろ転がすドルイドだよ。一番つまらないのは、バーバリアンかな。地味。でもLV30のスキルとったら化けると信じてる。まあ全クラスおもしろいよね。やりすぎて目が痛いよ。いや、ひぐらしのなく頃にもやらなきゃって思ってるんだけど、これから沙都子ちゃんが酷い目に合うんだろうな……って思うと、どうにも手が止まるんだよね。やっぱり小学生くらいの子どもが辛い目に合うのは抵抗ありますよ。もちろんフィクション。エンターテインメント。わかっています、わかっていますとも。それでも……ねえ。いま思い出したけど、小説家になろうに、ろっきゅんとかいうロリペド野郎がいるけどさ、あんなの放置しておいていいのかね。キモすぎるし、胸クソ悪いわ。表現の自由。はいはい、わかります。でもキモいもんはキモいからね。勝手にしてくれていいけど、おまえは最高にキモいから。いま一番不愉快な野郎だね、ろっきゅんってやつ。こいつは性質悪いから、作者名をちゃんと明記しておく。