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47/66

47 共闘。


 俺が鎌を構え、隣でエイリッヒがやはり武器を召喚し構えた。先ほどと同じ戦鎚だ。


 勇者が笑顔で言った。


「はじめていいのかな?」

「はじめなくてすむのならそうして欲しいのですが?」

「悪いが無理だよ、それは」

「では、どうぞ」


 だが、勇者は動き出さなかった。


「うーん。うさんくさいなぁ」

「? どういうことですか?」

「なんか隠してると思うんだよね。そういう気配、僕敏感なんだよね」

「気にせず。そもそもそちらからふっかけてきた喧嘩でしょう?」

「まぁね、だから近づかないでこんなことをすることにした」


 勇者が離れた場所に立ったまま剣を振り上げた。剣がわずかに光を帯びて軌跡を残した。


 その瞬間、俺は勇者が何をしようとしたか理解し、慌ててエイリッヒを蹴り倒し右に滑り込むように跳ねた。


 霊気を帯びた聖剣が水平に振られた。


 音もなにもなかった。


 だが光が通り過ぎた。

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