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サンプルシナリオ 薬草を採りに行こう!




 推奨キャラ数 ひとりから三人程度




 あなた(あなた達)はレントに移動してきてしばらく経ったある朝、こんな話を耳にする。


 「レントから二日の場所にある丘に、杣人草の群生が見付かった。傭兵協会が採集の手伝いを募集しているそうだ。協会の用意した馬車にのってそこまで運んでもらえて、帰りも頼めば馬車にのせてもらえる。それで、自分の採った杣人草は全部自分のものにしていいんだと」


 あなた(あなた達)はレントの物価の高さに懐がさみしくなっていたのか、単調な毎日に飽きていたのか、薬材に興味があったのか、馬車にのってレントの外へ行くことに興味を持った。

 あなた(あなた達)は早速、東門を目指す。


 東門の傍までやってくると、噂に聴いたとおり、警邏隊が幾つもの馬車の傍に立って、名簿らしいものを見ながら話していた。

 あなた(あなた達)は


 ・協会の募集に応募する。

 ・なんだかひとが多いなあ。協会の馬車に頼らなくてもいいや。自分(自分達)だけで行こう。




 「協会の募集に応募」を選んだ場合


 あなた(あなた達)が警邏隊に近付いていくと、つややかなオレンジ色の髪の青年があなた(あなた達)に気付いた。

 背の高い彼はあなた(あなた達)の傍まで来ると、にこやかにいった。


「やあ、募集に応じて来てくれたのかな? 申し訳ないんだけれど、馬車が定員いっぱいになってしまったんだ」


 青年は少し考え、低声(こごえ)で続けた。


「わたし達は、魔物を倒しながら目的地へ向かう。もし君(君達)が、杣人草の採集に興味があるなら、わたし達の馬車のあとをついてくるといい。魔物退治に時間がかかるだろうから、少し時間を潰してから来てもらえると助かるよ」


 あなた(あなた達)は承諾し、1サイクルの間レント内ですごすことにする。

 1サイクル自由行動したあと、ふつかかけて目的地へ移動する。




 「協会の馬車に頼らなくてもいい」を選んだ場合


 ひとり(仲間達だけ)で行くのはいいが……


 ・採り尽くされたらいやだ。なるたけ急ごう。

 ・しっかり準備しよう。




 「採り尽くされたらいやだ」を選んだ場合


 警邏隊も出張っているし、自分(自分達)のとりぶんがなくなってしまうかもしれない!

 あなた(あなた達)はとるものもとりあえず、急いでレントを発つ。

 ここからふつか、目的地の丘へ向かって移動。


 「しっかり準備しよう」を選んだ場合


 とにかく、準備はしなくてはいけない。1サイクル自由行動。その後、二日かけて目的地へ向かう。




 移動中は一日に一度1D6を振り、奇数だとその分HP・MP回復、偶数だとランク1のエネミー1D6体との戦闘がはじまる。

 馬車の後を追うことにした場合、戦闘が始まるかどうかの判定は一度でいい。




 目的地の丘へ無事辿りついたあなた(あなた達)は、傭兵や警邏隊、それに武器も持っていない一般市民然としたひと達が、杣人草をさがしてうろうろしているのを見る。

 あなた(あなた達)がレントでオレンジ色の髪の青年に会っているなら、ここで彼があらわれ、あなた(あなた達)に話しかける。

 そうでなかったら、たまごそぼろ色の髪の女性がとことことやってきて、あなた(あなた達)に声をかける。




 オレンジの髪の青年は、あなた(あなた達)が無事に丘に辿りついたことに喜んでいるようだ。


「ああ、ほっとしたよ。いや、一昨日はあんなことをいってしまって、後悔していたんだ」


 どうやら本当に心配してくれていたようで、あなた(あなた達)がHP・MPを減らしていた場合、彼は癒し手を呼んでそれをすべて回復してくれる。


「(回復があった場合はあなた(あなた達)が消耗していることに対してのわびがあり)ああ、自己紹介がまだだったね。わたしはバルド。警邏隊員だ」


 バルドはあなた(あなた達)と握手をかわし、にこやかにいった。


「もしよかったら、採集を手伝おうか?」


 ・自分(自分達)でできる。断る。

 ・手伝ってくれるならありがたい。承諾する。




 バルドがあらわれない場合、たまごそぼろ色の髪の女性がとことことやってくる。


「こんにちは! 杣人草のさいしゅう、ですう?」


 女性はバトンのようなものを握りしめていて、鎧からすると警邏隊らしい。


「わたし、マルロっていうです。宜しくです」


 あなた(あなた達)はなのってもいいし、なのらなくてもいい。

 どちらにせよ、マルロは困ったような顔になる。


「じつは、あなた(あなた達)に頼みたいことがあるです。さっき向こうのほうで、レツシュバが目撃されたです。でも、みんなちょっとはなれたところに巡回に出てしまっていて、人手が足りなくて……お手伝いしてもらえませんか?」


 ・自分(自分達)は採集に来ただけだ。断る。

 ・それは大変だ。承諾する。




 バルドの提案を断った場合、「そうか。手伝いが必要だったら、いつでもいってね」といってバルドは居なくなる。

 あなた(あなた達)は8サイクル、自由に行動できる。戦闘があるかもしれないし、ないかもしれない。

 その後、あなた(あなた達)は傭兵協会の馬車にのせてもらって、穏便にレントへ戻る。セッション終了。




 マルロの提案を断った場合、「そうですかあ……そうですよねえ。困らせてしまってごめんなさい。魔物を見付けたら教えてくださいね!」といって、マルロは姿を消す。

 あなた(あなた達)は8サイクル、自由に行動できる。戦闘があるかもしれないし、ないかもしれない。

 その後、あなた(あなた達)は傭兵協会の馬車にのせてもらって、穏便にレントへ戻る。セッション終了。




 バルドの提案を承諾した場合


 バルドは嬉しそうににっこりした。


「そうか、嬉しいな。それじゃあ、あの辺りを見てみよう」


 あなた(あなた達)は2サイクル、バルドと一緒に杣人草を採る。

 この間、エネミーは出現しない。

 彼は手練れの傭兵なので、採取量が1D6分増える。


 2サイクルあと、採取量が5以下だとバルドが苦笑いする。


「うーん、取り尽くされてるみたいだね」


「これは君(君達)が持って帰るといい。無理を聴いてくれたわびだと思ってくれないかな。協会が馬車を用意するなんていったのに、見込みが甘くて(かち)で移動するひとが出たなんて、わたし達の失態だから」


 承諾すると、杣人草はすべてあなた(あなた達)のものになる。

 断ると、杣人草は半分に減るが、「気が済まないから」とバルドが人数分の傷薬(小)をくれる。


「なんにせよ、とても助かったよ。馬車をつかわずに戻っていったひとが多いから、あいているんだけど、レントへ戻る時は馬車を……」


 あなた(あなた達)の傍でなにかが動いた。

 レベル10のライクルス一体だ。戦闘が始まる。




 マルロの提案を承諾した場合


「ありがとうです!」


 マルロは安心したみたいにいって、傍の藪をゆびさした。


「そっちのほうを見回ってもらえますか? ひとが見える範囲で、です。マルロは向こうのほうへ行ってくるです!」


 あなた(あなた達)は承諾し、2サイクル経過する。

 その間、エネミーは出現せず、1サイクルに1D6ずつHP・MPは回復する。


 2サイクルあと、マルロと合流する。


「大丈夫そうですね。これ、些少ですが、お礼です」


 マルロはひとりあたり銀貨2D6×2枚をくれる。キャラクターが複数居る場合、代表者がダイスを振ること。


「さいしゅうするなら、マルロ手伝うですよ」


 マルロが袖まくりした。

 その時、あなた(あなた達)の傍でなにかの気配がした。

 レベル10のライクルス一体だ。戦闘になる。




 エネミー


 ライクルス レベル10

 HP50 MP21

 体力5 魔力1 運1

 爪印(消費12)

 枝柯(消費4)

 物理与ダメージ7

 魔法与ダメージ+2

 このエネミーは駆使できない。




 バルド レベル30

 HP85 MP66

 体力3 魔力2 運2

 烙印(消費8)

 片手剣

 豪華な羽根飾り

 宝石とプラチナのアクセサリーセット

 銀のピアス

 金属鎧

 物理与ダメージ11

 魔法効果+6

 物理被ダメージ-1

 魔法被ダメージ-2


 このキャラクターは物理攻撃と魔法攻撃を交互に行う。

 魔法をつかえなくなったら、物理攻撃だけを行う。




 マルロ レベル36

 HP74 MP85

 体力3 魔力3(4) 運1

 水花(消費6) HP4 MP3回復

 バトン

 革鎧

 金のバングル 魔力一段階アップ

 物理与ダメージ10

 物理被ダメージ-1

 自身のMP回復量-1

 魔法の効果+7

 毎ターン1D6分MP回復


 回復魔法の追加ダイスはない。


 このキャラクターは物理攻撃を続け、パーティの誰かが攻撃されると次のターンは水花をつかう。

 MPがたりなくなるまで、誰かのHPやMPが減っている場合に水花をつかい続ける。

 水花をつかえなくなると、物理攻撃のみ行う。




 補助キャラクター達のレベルも経験値計算に組み込むこと。




 バルドと共闘した場合



「大丈夫かい? 結構手強かったね」※ソロプレイの場合


 バルドは警邏隊の仲間達を伝糸で呼び、ライクルスの死骸が運ばれていった。

 バルドはあなた(あなた達)を振り向いていう。


「本当に、君(君達)には迷惑ばかりかけているな。馬車でレントまで送らせてくれない? それくらいはしなくては、(しゅ)の怒りを買いそうだ」


 あなた(あなた達)はバルドに送られ、馬車でレントへ戻る。

 ライクルスには驚いたが、バルドの助けもあって戦えた。

 あなた(あなた達)は馬車に揺られ、幌の隙間から空を眺めている。




 マルロと共闘した場合


「ああ~、いきなりだったから吃驚したですう」


 マルロは大袈裟に胸をなで下ろし、あなた(あなた達)に頭を下げた。


「一緒に戦ってくれてありがとうです。マルロひとりだったら、焦ってなにもできなかったかも、です。あの、レントまで馬車で送らせてください」


 あなた(あなた達)は承諾し、馬車にのってレントへ戻る。

 ライクルスには驚いたが、マルロの助けもあって戦えた。

 あなた(あなた達)は馬車に揺られ、幌の隙間から空を眺めている。




 レントへ戻ったあなた(あなた達)は、杣人草を換金しに「両替商」か「薬工房」、もしくは「サローの薬工房」へ行くだろう。

 杣人草を換金したら、セッション終了。






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