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いっぽいっぽ


くらいなかをおろおろとあるく。


めをつぶっているかのような、まっくらなせかい。


おそるおそる、てさぐりでまえにすすむ。






なんて。


くらすぎてまえにすすんでいるのかなんてわからない。


もしかしたら、おなじところをぐるぐるとまわっているのかもしれない。


うしろにもどってるのかもしれない。





それでも。




それでも、じぶんをしんじてあるく。


あゆみをすすめる。


まえにすすんでいるとしんじて。


ひたすらあゆみをすすめる。


やすみながら、ゆっくりと。


でも、くらやみがこわいからあせっちゃうこともあるけど。


それでもあゆむ。






まにすすんでいるとしんじて。




いっぽいっぽ。




ぼくもきみも。




いっぽ、いっぽ……











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― 新着の感想 ―
[良い点] 暗闇が僕らを隠す 今日までの生きた時間 証明発行までの 明け方までの時間 夢 目をつぶって見えた 命 真っ暗な世界に 枕もとに落ちたシェードランプの明かり オレンジ色 …
[良い点] 先の見えないことでも、いっぽいっぽゆっくりと歩みを進めていくことが大事。 でも読んでいて孤独には感じないのは、タクトさんが書いているからでしょう。 素敵な詩だと思いました☆彡
[一言] 元気が出ました。 なんか心にグサって刺さって離れません。 心に残りました。 素敵な作品読ませてくれてありがとうございます。
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