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てぃーあーるゆーいーいちななななのエッセイ置き場

底辺作家のホンネ。

作者: てぃーあーるゆーいーいちなななな(true177)

※『こいつは何を言ってるんだ』と不快になることがあるかもしれませんが、予めご了承ください。

 底辺作家。基準は色々とありますが、作品を書いてもほとんど日の目を見ないのが底辺作家。そんなことは分かっています。分かってるんです。文章構成がヘタだからブクマと評価が増えない、あらすじや第一話に問題があるからPVが増えない・・・・・・。当たり前のことです。


 それでも、底辺作家は底辺作家なりに頑張っているんです。時には必死に努力をして技術を自分のものにしようとすることもあります。他の作家さんの作品を読んで、表現の仕方を学ぼうとすることもあります。ただ、その頑張りが結果に表れていないだけです。


 『毎日投稿』は辛いんです。ストックをある程度ためておかないと難しいんです。毎日投稿をした方がしない時よりもPVやユニークが延びることは分かっています。それをできるだけの時間や意志、文章力がないんです。毎週定期連載にするのがやっとです。


 ブックマークが増えなかったり、評価がもらえなかったりすることは最初から覚悟しているのでいいんです。でも、ブックマークの数が減るとダメージを受けやすいんです。『自分の作品がどこか悪いのかもしれない』。頭の中では分かっていても、いざ現実になるとそれは強烈な虚無感となって襲ってきます。最悪それでエタるんです。


 時には、作品をエタらせてしまうこともあります。ただ、エタらせたくてエタらせている人は一人もいないんです。全員が全員、最初は完結させようとして書き始めているんです。最初の一歩は踏み出したんです。途中で道を踏み外してしまった、ただそれだけです。


 感想が付くと、嬉しい気持ちになります。たとえ一つだけでも、些細なことでも、批判的なことでもいいんです。完全な誹謗中傷でなければ、それは作者のエネルギーになります。


 一話あたりの文字数が短くなるのは、文章力がないのかもしれません。余計なところでぶちぎってしまっているのかもしれません。10000文字なんて、いきなり書いてみろと言われて書ける分量ではないんです。ランキングに載るような作品を書いている作家さんの文字数が普通ではない、誰でも書けるわけではないということを読者の方は留意して下さってほしいと思っています。


 底辺作家は、総合PTが増える事を小説執筆の一つの楽しみとしています。誰でも、自分の作品が他人に評価されることは嬉しいです。どれだけPVやユニークが少なくても、ブックマークが多ければそれで満足するんです。


 読者の方へ一つ言わせていただきます。もしあなたが読んでいる作品が『面白い』と思ったのならば、評価(星印のやつです)をしてやってください。あなたが定期的に読む作品があるのなら、ブックマークを付けてやってください。あなたがその作家を応援したいと思うのなら、どんな内容でもいいので感想を書いてやってください。お願いします。


 底辺作家でも、メンタルの強さは一般の方々とあまり変わりません。精神的にダメージを負わせるようなことだけは、出来るだけやめていただきたいです。仮にあなたが適当に見つけた連載中の小説に明確な悪意を持って誹謗中傷を書き込んでその小説がエタったとすれば、その小説の未来と作家の心の両方を終わらせたのと同然です。


――――――――――


 最後に、こんな私事ばかりのエッセイをここまで見てくださった方、ありがとうございます。このエッセイを読んで一人でも多くの方が、底辺作家の本音を理解していただけたとすれば嬉しいです。

※感想に対しての返信は、一文程度の簡単なものになる場合があります。すみません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当にその気持ちわかります! 今はなんとか底辺を脱出できましたが、一年近く底辺で彷徨い続け、メンタルがボロボロになりました。今でもブクマ外しはショックです。増えないのもきついですけど、や…
[良い点] お互い頑張りましょうっ!
[一言] 底辺上等ですね。 上辺の方々が落としこぼしたものは全て底に貯まって行く。 私はその山を足掛りに高みに登って行きます。 登れたら上からロープ垂らしますね。
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