蹉跌 2
掲載日:2019/08/13
2番目のレジャー施設は、
県庁所在地から20キロ余離れたところに建てられ、
食事・散歩・宿泊が可能な施設。
周辺の小高い山や森林に隣接した建物と、
かなり広い駐車場が造られた。
当時はマイカーの普及が進み、集客のためには、十分な駐車場が必要だった。
貸切バスで訪れる団体客のために、
バス数台分の駐車スペースも確保。
その新聞社は傘下にテレビ局とラジオ局も保有しており、
新しいレジャー施設のCM に力を入れた。
開業当初から多くの利用客を得て、
経営は順調に推移していた。
地域経済にも貢献度が高く、
親会社の新聞社にとって、安定して確実な収入源に。
世間からは、「身近なところに、いい施設ができた」と評された。
問題は、盲点とも言えた事件が起きたこと。
施設としては全く関与できない事情による事件だった。




