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姉妹の日常  作者: 蒼霧シュウキ
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第1日常系

 ピピピピッ、ピピピピッ、カチッ!

 いつもと同じ、目覚まし時計の音。綴維(つづい)の朝はこの音から始まる。


* * * * * * * * * * *


 百木家は母と綴維、そして綴維の姉である月羽芽(つばめ)の3人家族だ。母はたいてい仕事の都合上、外国にいるため、今の百木家は、2階建ての家に、綴維と月羽芽の2人暮らしである。


* * * * * * * * * * *

(さてと、今日は洗濯よね。)

 母親がいない百木家は、家事は2人で分担して行うことになっている。そのため、料理と洗濯を毎日2人でローテーションで行っている。


 綴維は、2階の部屋を出て、洗濯機のある1階の洗面所へ向かう。そして、2人分の洗濯を洗濯機に入れ、スイッチをオン。これで一旦仕事は終了。朝食を食べるため、リビングに向かう。


* * * * * * * * * * *


 リビングでは、今日の料理担当である月羽芽が2人分の弁当と朝食を作っている。

「よ~し!これでお弁当はおっけ~!次は~朝ごはん、作らないとね~。あっ、そろそろつづもくるかなぁ?」

 噂をすれば、綴維がリビングにやってきた。

「おはよう、おねえちゃ「おはよう!つづーー!」ちょ、ちょっと!いきなり抱きつかないでって何回言ったら分かるの!やめて、離して~!」

 月羽芽はすぐに綴維から離れるが、綴維はもう怒っている。余談だが、綴維は怒ると百木家の母親よりも怖い。


* * * * * * * * * * *


「うう、つづ~。いくら怒っていると言っても、お姉ちゃんにこの仕打ちはひどいよ~。」

「うるさい!お姉ちゃんが毎日毎日やめてって言ってるのに抱きついて来るからでしょ!それより、早く朝ごはん作ってよ!」

ああ、そうだったとばかりに月羽芽はキッチンへ。そして、一息ついた綴維はリビングのソファーへ。

何も変わらないいつもの日常。平和なある日の百木姉妹の日常である。




この小説面白く書けるかなぁ?不安だぜ・・・

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