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プロローグ

「ルルフィアーっ」

「なぁに…スティ」

振り返るルルフィアの笑顔は綺麗だ。

男同士なのに、思わず見とれるくらいに。

「もうそろそろ行くぞっ」

「うん」

ルルフィアがこっちへ来るのを、俺は手伝う。

「ねぇ、今年はあと何回行けるかな」

「ばか言うなよ、何回でも行くさ」

「うん…そうだね」

そう言って、儚げに笑った。




今ではもう随分昔の話だ。

あんなに楽しそうに海へ行っていたのも昔。

二人で生きている、という実感も昔。


俺とルルフィアは、何も変わらないはずだったのに。

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