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真実の
どうも有野かおるです。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
まずはその事実に心より感謝を。
私は本来、作者がこのように
物語の途中に出てくることを
快く思っておりませんが
今回はちょっと特別。
さて、この物語は次話に全ての答えがあります。
しかし読まなくても十分満足して頂けるように
趣向を凝らしたつもりです。
ここまで読んであなたが、
『思い描いた世界観を大切にしたい』
そう思ったなら
この作品とはここでお別れです。
ここまで読んでくれて本当にありがとう。
あわよくば次回作以降も読んで頂けると
嬉しい限りです。
『真実を知りたい』
そう思ったなら
もう少しだけお付き合い下さい。
束の間の幻想をお約束致しましょう。
正解はありません。
どちらを選んでもきっと、
あなたが私の思い描いた感情を
抱いて下さると信じて。
有野かおる




