感動で涙流すって危ないね・・・。
ここからやっと異世界編スタートです。
短いのはご容赦くださいm(__)m
それは一瞬の出来事だった。
光の輪が幾重にも続いて落ちて来た。
そして足下から順に積み重なりついに頭の上まで覆っていく。
次の瞬間、光が弾けた。
そして、目の前には澄みわたる大海原が広がっている。
その先には地球ではあり得ない、とてつもなく巨大な樹がそびえ立っているのが見える。
なぜだろう、自然と涙がこぼれた。
きっと他の人に話せば、「テレビの見すぎだ」とか「漫画の読みすぎよ」って言われるんだろう。
そんなドラマのようなことはありえない。感動で涙流すってどんだけ精神不安定な奴なの?と今までの自分なら間違いなく言っていたと思う。
だからこそ言える。あぁ、自分に余裕があってまわりを見ることができる。ナニモノにも追い立てられない、解放感。
目に写る景色を、ありのままに美しい・綺麗だと思える。
そんな自分が嬉しくて、今までのオレが情けなくて、これからのことにワクワクしている。
いろんな事を感じてしまい涙がこぼれたんだろう。
そしてオレは吹っ飛ばされた。
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「何してくれてんだコラ〰〰!!!!」