自分のことを知ろう!
氏名:川崎 和哉
年齢:32歳(変更可能)
レベル:1
職業:(未定)
●ステータス
生命力:250
精神力:500
筋力:30 (通常村人レベル1:10 他数値も基本同じ)
耐久:30
敏捷:20
器用:40
魔力:50 (転生者:50で統一されている。)
○スキル
武術系
・体術:レベル3
補助系
・隠密:レベル6
・気配感知:レベル7
・聞き耳:レベル8
・意志疎通:レベル5
・集中:レベル5
・並列思考:レベル3
・観察眼:レベル5
生産系
・調理:レベル3
・木工:レベル3
・読書:レベル5
耐性系
・睡眠耐性:5レベル
魔法系
・時間魔法:レベル1
というのが、今の時点でのステータスらしい。
なんというか素晴らしく補助系が多い。仕事の内容に沿ってスキルがあるのは、まぁ納得するとして・・・。
スキルレベル高すぎませんかね!!
隠密と気配察知が上級者で、聞き耳が化け物って何ですか!!
確かに仕事の内容上【誰かと会話しながらとか他のことをやりながら】でも【まわりに気を配ったり、離れたところで会話してるのを聞いてたり】はしてるけど、それはこの職種なら誰でもやってることだよね?時間魔法もタイムスケジュールとか考えてうごいてたからかな?
(o2)「以上が現在のあなたのステータスになりますね。これまで転生業務をやって来ましたが、ある程度まともなスキルでレベル8がある方を見るのは初めてです。」
(和)「まともなってどういうことですか?他の方はどんなスキルを持っていたんでしょうか?」
(o2)「そうですね、大抵の方が【引きこもり】というスキルを上級者レベルでお持ちでしたね。」「スキルとしては室内に一定時間以上いる場合、精神力回復速度上昇というものでした。」「あとは、【ニート】というスキルでレベル10がいらっしゃいました。」「内容は職業に就かない、働かないことで回りからの好感度激減というものでしたね。」
引きこもりが以外とすごいスキルなのには驚いたが、ニートが酷すぎる。異世界という全く知らないところでボッチなって引きこもったら、ニートの効果でまわりに相手されなくなる。負のスパイラル完成ってどうすんですかね?
(和)「え~と、そういった自分にとってマイナスになるスキルは消すことは出来ないのでしょうか?」「【ニート】なんてスキルは怪我して働けなくなったら、かなりキツいことになりそうなんですが。」
(o2)「ええ、今までの方も同じ事を仰ってましたよ。」
「『ふざけるな!?我が封印されし力はこんなものではない!!』『選ばれし者の私がチートでないなんておかしい!!』『こんなのオレじゃねーよ!キャンセルだキャンセル!!』と散々不平不満を叫んでいました。」
でしょうね。自己中とか中二病な奴等ならぜったいに認めたくないもんね。
(o2)「まあ此方としてもこの段階で止まってしまっても検証になりませんから、少しだけ救いの手は差し出しました。」「といっても、スキルを10個任意で増減させることが出来るようにしました。」「剣と魔法の世界に殴りあいを全くしたことのない人間を放り込むわけにはいきませんからね。」
(和)「それはつまり、マイナスなスキルを消すのに1個、新しいスキルを付けるのに1個つまり変更に2個ということでしょうか?」「新しいスキルは何を選んでもいいんですか?」
(o2)「そうですね、スキルの増減に関してはその認識で大丈夫です。」「新しいスキルもこちらで準備した中から選ぶ形になりますね。」
マイナス系のスキルを消してマイナスを無くすか、マイナスを受け入れて新しいスキルを追加するかを選べるわけだ。
(o2)「あぁ、先に伝えておきますが選ぶ形になりますから鑑定や取得経験値UPといったスキルもこちらから別に渡すということはありません。」
(和)「いえいえ、新たに10個もスキルを増減できるのにそんながめついことは言いませんよ?」「というか、言ったヤツがいたんですね。」
と目を被ってため息をついた。o2も顔をしかめて頷いている。そんな事があったのに今まともに対応してくれてるo2さんまじでありがとうございますm(__)m
(o2)「そういえば赤ん坊からか今のままかは決めましたか?」
(和)「一応、今のままでとは考えているんですが。一般常識とかを学ぶのには、赤ん坊からの方がいいしと迷っています。」
(o2)「それでしたら、チュートリアル的なものをという意見もありましたのでございますよ?」
(和)「是非お願いしますm(__)m」とその場ですぐさま土下座しました。
チュートリアルがあるとわかれば、世界について説明を聞いてスキルを選ぶ参考にしよう。と考えて話を聞くことにした。