第3話 再会(ヤバイ)
遅くなりました、第三話です。
黒崎茜
職業は殺し屋
いや、殺人鬼、または快楽殺人者が正しいかもしれない。
彼女は人を殺すことを楽しんでいる。
大好きだ。
京都祇園高校歴史研究部に所属
現在のターゲット、朽木光男
俺にとって現時点で最も警戒すべき人間
出来れば会いたくない。が、彼女のほうは俺のことが好きになった(本人曰く愛しているらしい)ようで、それ故に俺のことを殺しにきているらしい。
迷惑極まりない。
彼女は自分が狂っていることを自覚している。
分かっていて彼女は人を殺してきた。
「人を殺すのことを楽しんでいる?狂っている?うん。私は人を殺すのが好きだし自分が狂っていることも分かっているよ」
中学三年生の時、彼女はそう言った。
「だってしょうがないじゃない。私の本性を否定したって、押さえつけたって、意味がないじゃない」
一つだけ彼女について分からない事がある。
俺は、彼女が好きだ。
どうして?
何故生きている?
「おまえはあの時死んだはず・・・」
「光男君、それ悪役のセリフ」
そうでした。
「いや、茜。ほんとになんで生きているんだ?」
まさかトリックだったというんじゃないんだろうな?
「いや、死んでいるよ光男君。だからこそ光男君を助けることが出来たんじゃない・・・ていうか、光男君、私に対して何か言うことがあるんじゃないの?」
「人間に襲った後に言うセリフかそれは!?」
まあ、でもあの時助けられたのは確かだし、
僕は、彼女に救われた。
「・・・あの時はありがとう。助かったよ」
「どういたしまして」
茜は微笑みながらそう言った。
「お礼に死んで」
「言うと思ったよ!!」
そう言ったすぐそばからナイフを突き出してきた。
しかも早く、狙いが正確だ。
「ほらほら、避けないと死んじゃうゾ」
「可愛く・・・言っても・・・だめッ」
彼女のナイフのラッシュはどんどん速くなっていく。
くっ、こうなったら。
「くらえッ」
左腕で彼女の頭を叩く。
『ガンッ』という音が鳴った。
途端、彼女の動きが止まり、頭を抱えてその場にうずくまった
そして涙目で、
「うう・・・痛いよ光男君・・・」
「嘘こけええええ」
そうやって俺を油断させて殺すつもりだろ。
「嘘じゃないよ、だって光男君、左腕義手でしょ」
「あ」
そうだった、
「ごめん茜・・・すっかり忘れていたよ。立てるか」
「うん」
俺に手を引かれ彼女は立った。そして、
優しい笑顔で、言った。
「ありがとう、光男君」
それは、恋人との再会だった。
「いやまあ驚いたよ、うん。だって気が付いたら病室のベットに居たもの。さすがの私も混乱したよ」
茜と話ながら、俺は食堂に向かう。
茜はどうも一ヶ月ほど前に目覚めたらしく、そして俺と同じように戦略機動隊に入隊したそうだ。
「病室で光男君を見つけた時はほっとしたよ。まだ光男君を殺せるチャンスはあるって」
「物騒なセリフをはいた気がするが、お前が俺のことを心配していたことは分かった」
「そりゃ心配するよ、だって大切な獲物だから」
「・・・さいですか」
「この一ヶ月、毎日光男君のところにいって、髭を剃ったり髪を切ったり」
「ああ」
なるほど、どうりで髪や髭が伸びていない訳だ。
「決して性的興奮を得るためにやっていたじゃないんだからね」
「・・・」
突っ込んだら負けだ。
「で、お前の体は大丈夫なのか」
「一応ね、自分でも不思議だよ。あんなひどい死に方して」
「ああ、そうだったな・・・お前、ここではなにやってんの?」
「戦略機動隊技術研究局、通称『戦技研』。戦略機動隊の兵器や装備品全般を開発してる部署だよ」
「お前はどちらかというと実戦部隊向きだと思うんだが」
「最初はそっちを希望したけど総司令が『いや、未成年の少女を実戦部隊にいれるのはちょっと・・・』って言われて、仕方なく」
「まあそうなるよな」
さっき堂々と実戦させられたが。
「ちなみに、光男君の配属先もそこだからね」
「マジ!?」
「戦技研の中の研究室、ちなみに室長は私」
「何研究してんの!?」
まさか生態兵器とか開発してないだろうな!?
「まあいいとして・・・あと学校にも行ってるよ」
「学校?」
この世界にも学校があるのか?
「うん、浜大津総合学校っていうところなんだけれども・・・まあ、名前から分かると思うけど、人間界で言えば滋賀県大津市の浜大津あたりにある学校なんだ」
「名前、まんまじゃねえか・・・しかしまたなんで学校なんて」
「山城基地の兵士の子供の為って聞いたよ。なんせ兵士の家族も一緒に移り住んでくるから」
「なるほど、それでそのうち兵士の家族たちが集まって町を形成しだしたから、戦略機動隊も対応せざるおえなくなったと」
そうなるとまず整備するのは公共交通、福祉、役所、保健所などの病院施設、そして学校あたりだろう。
「さすが、当たっているよ。人間界で言えば山科、大津、膳所、石山に渡って大きな町があってね。おまけに琵琶湖沿岸には戦略機動隊の基地があるから凄い活発でね、町全体が一つの国を形成してるよう感じだよ」
「国か・・・」
「うん、学校にはレオス総司令に入れさせられてね。だって戦略機動隊は」
「一応、軍隊だからな・・・」
「そういうこと、やっぱり色々マズイでしょ、戦技研に入れさせられた理由も同じだろうけど」
「まあな」
研究機関の人間が前線に出ることは無いだろう。
よほどの事でなければ。
「・・・ねえ光男君」
「なんだ改まって」
「葛葉のこと、どう思っているの」
「・・・別に、あいつにはあいつなりの道があった。そして俺は俺の道を貫いて葛葉に立ち向かい、死んだ。それだけだ」
本当に、それだけだ。
「・・・まあいいよ、私も似たような意見だしその話はまた今度。着いたよ」
「・・・なあ、これって、普通のメニューか?」
「うん」
「無料なんだよな?」
「うん、そうだよ」
うん、そうかそうか・・・
「うますぎるだろおおおおお」
なんだこれ、なんなんだこれ
トンカツの厚さからしてすでに凄い。2cmはある。ソースも肉の味を失うことなく、むしろ味を引き立てている。
大盛りのサラダには特性のドレッシング、味噌汁はダシがよく効いていてるしごはんもうまい。
うますぎる。
五つ星とかそういうレベルじゃない。
しかもこれが無料って、待遇がよすぎる。
コストのことも考え、かつ豪華なものを。
いったいどれだけの思考錯誤を繰り返したのだろうか。
このトンカツ定食には、つくった人の食に対する熱意がある。
「だが最もおそろしいのは栄養バランスも十分考慮されている点だ・・・」
「分かった、光男君分かったから、食に対する熱意は分かったから」
「ああごめん」
うまいものを口にすると、つい我を忘れる。
戦略機動隊山城基地第一食堂
みんな夕食時らしく、多くの人で賑わっていた
・・・まあ、そのほとんどが人ではないのだが。
「しかしこれが無料とは、相当金があるのか?」
「いや、違うと思う。けど光男君、無料だからって無理に食べ過ぎないほうがいいよ」
「なぜだ?」
「ここには規則があってね、料理を残すと相当の罰が下るから。無理にたのんで残すと」
「ヤバイと」
まあ、基本的に俺は残さないから関係ないが。
「しかし来る途中にも思ったけど・・・ここの公用語って日本語?」
「うん、言語だけでなく様々な日本の食や文化が導入されているよ」
「そりゃまた何故」
「詳しくは知らないけど・・・一説では総司令が日本人だからっていうことらしいけど」
「日本人ね・・・」
恐らくその仮説は当たっている
「ああそうだ、光男君の部屋のことだけどね」
「部屋・・・寮のことか?」
「うん。今の光男君にとっては家とも言うべき場所なんだけどね」
「まあそうだな。で、どこ」
「私の所と一緒」
「さーてクレイモア地雷はどこにいったかなー」
「なんで私とおなじ部屋ってだけでそんなに警戒するの?」
「中学三年生のクリスマスを忘れたとは言わせんぞ!!」
「あの時はお互い若かったでしょ」
「1年しか経っていないがな!!」
もっとも、実際にはもっと長い時間経っているんだろうが
「安心して、光男君個人の部屋もあるから」
「ワンルームじゃないのか?」
「私の部屋は2LDK。食堂のメニューもそうだけど、ここの兵士に対する待遇はすごくいいから。私みたいな新兵でも2LDKは普通みたいだよ」
「新兵で!?」
「そう、そして大抵男女二人で住むみたい・・・そのせいで深夜帯のモラル低下に歯止めがかからないそうで」
「ああ・・・うん」
なるべく詮索しないようにしておこう
「それに、私も光男君もこの世界について分からないことが多いからもしものときのことを考えたつもりなんだけど」
「なるほど」
一理ある。
20年の眠りからの目覚める。
人型ロボットで敵と戦う。
茜との再会する。
ただでさえ異世界生活一日目なのに様々なことがあった。
この異世界滞在は長引きそうなことを考えると、今後も様々な事象やトラブルに遭遇したり巻き込まれたりする可能性は大だ。
というかある。絶対ある。
そのことを考えれば、なるほど。俺の事情を知っている彼女と寝床を一緒にするのは有効な策だろう。
二人で得た情報をまとめる場所にもうってつけだ。
その他にも様々な利点が挙げられる。
まあそれなら仕方が無いと思ったとき、
向こうに並んで歩いて来る二人の男女を見た。
一人はレオス総司令、もう一人は・・・若い金髪の超絶美人だった。
外見から推測して20代前半。
制服の上に黒いコートを羽織っている。
肩には銀色の盾にS・M・Fと書かれたワッペンが付けられている。
・・・ていうかなんだあの胸。
大きい。
あれは世間一般で言うところの巨乳なのだろうか。
初めてみたぞあんな胸の人。
下に着ているTシャツからはみでそうなんだけど。
というか、そのせいでTシャツが破けそうなんだけど!!
まあいい。
よく見ればレオス総司令も同じようなのを羽織っていた。
並んで歩いていることから何か重要な職についてるらしい。
「ああ、光男君。どうだい、ここの雰囲気にはなれた?」
こちらに気づいたらしく、歩いてきた。
「ええ、意外と人が多くてびっくりしていますけど・・・ところでそちらの方は」
「ああごめん。言うのが遅れちゃったね」
金髪の女性は言った。
「始めまして光男君。私はここの副司令をやっている、メアリー・ブラッドって言います。そして」
なるほど、副司令か。
まあ、実際そういう人いないと総司令も大変なのだろう。
だがしかし、この人、やけに綺麗じゃないか?
なんというか人間離れしているというか・・・
美しい。
なぜだろう。すごく艶めかしい。
その赤い目に、だんだん引き込まれていって・・・
が、次の言葉で眼が覚めた。
「レオスの妻です。今年で結婚してから20年目になります」
「ちょっメアリー何言ってんの!?それ言わない約束じゃあ」
「いいじゃないレオス。どうせ隠してもそのうちバレるし、なんならここで言っておいたほうがいいじゃない」
「いやそうだけどさあ・・・光男君、何そのゴミを見るような目」
「戦略機動隊が創設されたのは20年くらい前ですよね」
「うん」
「・・・了解しました」
「・・・何が?」
「つまりあなたは『異世界にいって軍隊の総司令になった挙句、当時まだ幼女だったと思われるメアリーさんを娶った変態野郎』ということですね」
「誤解されたあああ」
「あながち間違っていないじゃない。20年前の戦いの後、あなた私を襲ってきたでしょ」
「だあってろ!!とにかくまず一つ訂正させてもらうけど・・・メアリーは人間じゃない」
「人間でなければなんですか」
「吸血鬼だよ、光男君」
答えたのは茜だった。
「そうなんですか、メアリーさん」
「うん、一応」
意外とあっさりと言った。
「ちなみに今何歳ですか?」
「ええっと・・・大体45歳ぐらいかな」
「45歳!?」
年齢の割には凄く、いやとても綺麗な気がするが。
いや、吸血鬼って基本高齢だから若い方なのか?
そのとき、レオス総司令が
「嘘こけ、それはお前の外見だろうが。光男君、彼女の年齢は400歳をこえぶべらばあ!!」
次の瞬間。メアリーさんの超音速打撃が総司令の後頭部に直撃した。
そのまま総司令は倒れこみ、動かなくなった。
メアリーさんが笑顔で、
「私は45歳、いいね」
「いやでも今」
「いいね」
「・・・」
どうしよう。
「光男君。素直に『あっはい』って言ったほうがいいよ。メアリーさんは吸血鬼の王だから」
茜が助言をくれた。
「吸血鬼の王?」
「そう、吸血鬼の王。メアリーさんはこの世界でもっとも強い5人。通称『五人将』の一人なんだよ」
なんだそのよくありそうな称号は。
でもたしかにメアリーさんの赤い目はよくよく見ると人間のものでなかった。
獣の目だ。
口から牙が見えている。
「・・・称号だけだよ、ただ、魔王を一方的に叩きのめしたり、大抵の魔物は一撃で倒せるってだけで、国や領土なんて何一つもっていないよ」
メアリーさんは爽やかな笑顔でそう言った。
・・・心なしかこちらを狙っているように思えた。
怖い。
「・・・それって、かなり強くないですか?」
「まさか、なんせ吸血鬼の王である私と互角に、しかも素手で戦って勝つ人がいるからね」
「誰ですか?」
「レオス」
「・・・マジですか」
「ああ・・・マジだよ」
見れば、レオス総司令がそこにふらつきながらも立っていた。
頭から血がドバドバ出ているが気にしないでおこう。
「レオス総司令、あなた一体何者ですか?」
「君には言われたくないよ。決して本心を見せない『魔法の使えない魔術師』には」
「・・・」
どうも、全てばれていたらしい。
俺の体のことや本性も
俺の嘘を見抜いている。
やはりこの男は、注意する必要がある。
「ところで、何の用ですか」
「ああそうそう、君の配属先についてなんだけど」
「ああそれならさっき茜に」
「いやそうじゃなくてさ」
じゃあ、一体なんのことだろうか
「君には学校に行ってもらいたくて」
学校って
「浜大津総合学校」
「うん、そう。メアリーとも相談したんだけど、やっぱりマズイということで・・・」
レオス総司令は話を続ける。
「殺女君と話したかもしれないけど、一応戦略機動隊は軍隊だ。今日まで隊員の死亡がゼロとはいえど、その任は通常の軍隊よりも危険だ。未成年を出すわけにはいかない」
「だが未成年の少年を保護した以上そのまま出て行ってもらうわけにもいかないから、一応直接戦闘しない研究部門に入れ、学校に行かせる」
「そういうことだ。まあ、君なら分かってもらえると思うんだが」
「もちろん。そこらへんは弁えてます。むしろ前よりいいくらいですよ」
どうせなんだ、俺の専門分野である魔力に関する研究をするのもいい。
「そうか、それはよかった。君の配属先については聞いただろうけど『戦技研』だ。後日正式な書類を渡す。学校についてはさっそく明日から行ってもらう。学校の制服や教科書などの類は・・・茜君、君の部屋でよかったね?」
「ええ、それでいいです」
「よし。後は人事部に部屋の件を伝えるだけか・・・どうだい、ここの料理の味は?」
「とてもおいしいです。いったいどうやったらこんなにおいしくなるんですか?」
「そこら辺は完全に糧食局にまかせっきりだからね・・・ああでもここで使っている肉や野菜は普通のものではなく自分たちで飼育したものや栽培したものを使っているよ」
「自家製ってことですか!?」
「うん。そのためにわざわざ牧場とか・・・まあ、この話は長くなるからまたいつか」
レオス総司令が席を立った。
「さて、今日は何を食べるかな・・・エビフライ定食もいいけど今日はトンカツ定食にしよう。ああそうだ」
レオス総司令は言った。
「メアリーの年齢ははっきりとは分からないけど、400歳を越えてるのは確実だよ」
「・・・レオス総司令、後ろにメアリーさんが」
次の瞬間、メアリーさんの超音速打撃が(以下略)
「で、ここが俺の部屋だと」
山城基地居住区
夕食を食べ終えた俺はこれから生活していくことになる部屋を検分していた。
部屋にはキッチン、トイレ、浴室、リビングがあり、さらに寝室が二つあった。
二人で相談し、玄関に近い寝室を俺個人の寝室とした。
俺の部屋にはベット、クローゼット、机、本棚、テレビ、パソコンなど、家具が一式そろっていた。
「新兵にしては豪華だな」
そういいながら、俺は自分の荷物を置いていく。
といっても、ボロボロになった学生服をクローゼットの中のタンスにしまい、壊れたメガネを机の引き出しに入れただけの話だが。
そのとき、誰かが部屋をノックした
「光男君、入っていい?」
「ああ、いいよ」
茜が二つのダンボール箱を持ってきた。
「これは?」
「こっちは戦略機動隊の制服とかその類、こっちは学校の制服や教材」
開けてみる。一方の箱には戦略機動隊の制服がそれぞれ2着、下着類がそれぞれ6着ほど入っていた。
もう一方の箱には総合学校の制服らしきものと教材(ノートや筆記用具など)が入っていた。
「なんつーか普通だな。総合学校の制服」
「それは私も思った。だって祇園高校の制服と全然変わってないもん」
まあ別にどんな制服でもいいけど、と彼女はいった
「そうだ光男君、シャワー浴びる?」
「・・・いやいい。なんだが凄く疲れた」
時刻は午後8時45分、いつもなら11時ぐらいまで起きているが、今日は早めに寝て明日からの学校に備えよう。
「そう。じゃあ・・・一緒に寝る?」
「なんでそうなんの!?」
「いいじゃない別に、前にも一緒に寝たでしょう」
「いやそうだけどさあ」
「それに・・・光男君のぬいぐるみ燃えちゃったでしょう」
「・・・ああ」
彼女なりの、
茜なりの、心遣いなのだろう。
・・・仕方が無い。
「いいよ・・・ただし寝る前に持っている拳銃やナイフやワイヤーを全て出せ」
「えー」
「えーじゃない!!」
マジで殺されかけたことがあったからなあ!!
午後9時ごろ、部屋の電気を消し、俺たちはベットに掛布団を敷き、中に入った。
こころなしかいつもより暖かく、安心できる。
「・・・ねえ光男君」
「なんだ」
「襲ってもいいんだよ」
「誰がやるか」
「冗談だよ・・・光男君、色々なことがあって何がなんだか分からないと思うけど」
茜は優しく、囁いた。
「今はゆっくり休みなさい」
「・・・ああ」
そうさせてもらおう。
いろんな事が起こりすぎて訳がわからん。
「「おやすみ」」
第三話、いかがでしたか。
次回から光男君の異世界生活が本格化します。
登場人物も大幅に増える予定です。
今後も不定期更新になると思いますが、よろしくお願いします。
この物語を読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。