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幻想機動輝星  作者: sabuo
序章 ある研究員の記録 『ZERO』 IS SLEEPING
46/74

番外編9 山城基地総司令執務室の会話記録(3)

番外編9です。


記録開始時刻不明


記録開始



「いいかい?」

「ああ…なんだ、ライターか」

「どうしたんだい、そんなにやつれ果てて」

「どーもこーも…計画の要がいきなり体中から血を噴出して倒れりゃこうなるわ」

「お疲れ様です」

「よくいう…この計画の立案者は何処の誰だよ」

「イッツミー」

「何故に英語…まあいいや。で、見立ては」

「…どうだかねェ、さっきコンタクトを取ろうと思ったけど、取り込んでいるようだったよ…今日が山場だね」

「そうか…大丈夫だろうか、やっぱり強制的に」

「一時しのぎにしかならないさ…そうだろう?」

「まあな…しかし不安だ」

「大丈夫さ。彼ならきっとうまくやる。そうだろう」

「…そうだな。やるしかない。これ以外に道は無いか」

「…元はといえば、僕のせいなんだけどね…で、手回しは」

「もう済んでいる。後は俺の合図を待つだけだ」

「ああ…確か、『ZERO』Has come Toだっけ…リスペクトだよね、某ステルスゲームの」

「この計画の発想もアレからだ…どうせならリスペクトしまくれって思って」

「…本音は」

「やりたかっただけですええはい」

「…まあいいや。で、その後の事も分かっているね」

「ああ、折り込み済みだ…俺は、俺の役をやり通す」

「それでいい…じゃあ、また今度」

「ああ、またな…さて、これを書かないと」

「何を書いているんだい?」

「山城ラジオへの葉書さ…かけてもらいたい曲があってね」

「ふうん…何の曲?」

「コレ」

「…レオス?」

「なんだい?」

「さすがにこれはマズイ」



記録終了



番外編9、いかがでしたか。

第35話ももうそろそろ投稿できそうです。

この物語を読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。

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