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幻想機動輝星  作者: sabuo
序章 ある研究員の記録 『ZERO』 IS SLEEPING
38/74

番外編7 戦略機動隊山城基地総司令執務室の会話記録(2)

番外編7です。

聖暦3017年 5月22日 11時51分


記録開始


「やあやあ、久しぶり。元気してた?」

『総司令こそ元気そうでなによりです』

「いやいや全然。もうさっきからFEUAJSHQからの問い合わせの対応でもう…」

『事が事ですからね…対応は?』

「『金剛』と『榛名』をそっちに向かわせた。途中で補給の応急処置させるが」

『到着はいつになりそうですか?』

「あさっての早朝になりそうだ。そっちは?」

『墜落を確認してからすぐに情報戦を仕掛けました…もっとも、隠し切ることはできませんでしたが』

「カバーストーリー(囮)は?」

『戦技研が極秘密作中だった新兵器のテストで事故ったというのを含めてざっと百個ほど』

「十分だ。回収は?」

『『デルタチーム』を砂漠でさっき出しました。見つかるのは時間の問題かと』

「十分注意するように伝えとけ。残骸を狙って盗賊もどきがくる可能性がある」

『了解です…しかし、一体どうして。『若狭越前』にはアーネスが乗っていたんですよね』

「ああ。あいつの乗った艦が操作ミスやただの襲撃で落ちるはずが無い…という事は」

『例のアンノウンですか?』

「だろうな。解析を進めているが何にも分からん。まるで、秘密を隠すかのように」

『簡単に解析されないように操作されていたって事ですが?』

「エルメスはそう考えているようだ」

『『棺』を狙っているという可能性は』

「大いにある。だから隠そうとしているんだが」

『用地が見つからないと』

「そういう事だ…どうしたもんかね。取りあえず現状を維持している」

『そうですか…そうだ、ちょっと聞きたいんですが』

「なんだ?」

『僕の後輩、どうですか?』

「三八十か? がんばってもらっているよ口調がもう完全にお前だ…例の計画でもがんばっているよ」

『…『K』の覚醒はまだ』

「ああ。目覚めはしたがな…だが急がなければならないだろう。あいつの崩壊がもう始まっている。それに近頃の異変、関係が無いとは言えん」

『そうですか…こっちも手伝う事があればできる範囲で』

「助かる…じゃあまたな。クロスター」


記録終了


番外編7、いかがでしたか。

第30話のほうも鋭意執筆中です。

この物語を読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました。

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